DECO*27/山中拓也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレミルグラムの小説第二弾、
前回の第一弾の続編となっていた。
前作で赦された統知が次の看守エスになっていた。
今回は看守、囚人含めて記憶を皆有している状態で、キーワードとなるのが「正当な善なる殺人」だった。
深く、考えさせられる。
ミルグラムは「人を裁く」のではなく「罪を裁く」場所。
司法においてヒトゴロシはあってはならないことではあるけれど、そこに理由が、正当な善であるという理由が付与された場合本当にそれはあってはならないことなのか、と。
これを読んでいると、現在進行しているミルグラムのコトコはまさにこの正義同盟の体現者なのではないかと。思わずにはいられない。
世の中には法で裁けない悪がい -
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Posted by ブクログ
すごい好きです.ᐟ.ᐟ
ーーあなたは「ヒトゴロシ」の彼らを赦(ゆる)す?赦さない?
そもそも「ヒトゴロシ」の基準は??
いろいろ考えさせられる本ですねぇ
答えのない問題を考えるの楽しい.ᐟ.ᐟ.ᐟ
次巻が読みたくなる.ᐟ
とりあえず読んでみてください.ᐟ.ᐟ
私の友達2人ともハマってる.ᐟ
すっごい良きです.ᐟ.ᐟ
↓ネタバレ↓
トーチの回すごい切ない、、
エスがなんでぐったりしてるのかと思ったら表紙の意味はこういうことか、!
私はエスのことを赦す。
エスのしたことが直接人を殺したことになならないから。
これでエスを赦さなかったら、ほとんどの人が罪人になってし -
Posted by ブクログ
あなたは看守です。それ以外は罪を犯した囚人です。看守と言っても、囚人と関わるだけです。ただし、囚人を裁くのは看守、あなたです。監獄にはルールが1つしかありません。「赦す」か「赦さない」。裁くのに必要なのは法ではありません。あなたの考えです。あなたの態度です。あなたの性格です。囚人を裁くのは看守、あなた自身です。囚人と関わっていく中で印象も変わることでしょう。安心して下さい。裁く前には尋問室が使えます。最後の判断材料になるでしょう。囚人達は看守にどんなことを言うのでしょうか、想像しやすいことでしょう。ですが、それは実際手元にとって、これを読んでいるあなたもこの監獄の看守になって囚人達に裁きを与え
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Posted by ブクログ
ネタバレ最近、本家ミルグラムを友達からオススメされて瞬く間にどハマリした作品の過去のミルグラム実験の物語。
本家の方は何度も曲やドラマパートなどを聞いて、赦す、赦さないの判断が一審、二審と変わっていくことに自分でもかなり悩んでいた。
この物語では今のような三審制ではなく看守エスのその場の判決で許されなかった場合たちまち粛清が行われるシステム。
登場人物もみんな一つの因果で繋がっていて、あのとき誰か一人でも行動を変えていれば結果が変わりそうなものだったり、審判の順番によっても結果は大きく変わっていただろうと思う。
物語の一面だけみて、赦す、赦さないを判断するのはむずかしく、ここでも捉えられていた「罪の解