2016年出版されたものに、2021年時点で1章を追加記述したもの。
この本が最初に出版された頃、高齢の親の末期に
入院先の医師から胃瘻を勧められ、本人も了解して施術したものの、とても苦しそうにしていて後悔したので、手に取って読んだ。
一言で言うと、衰弱しつつある高齢者にとって、胃瘻はもとより、頚管栄養や点滴まで含めて自然死の妨げになるとのこと。
西欧では、こうした医療行為は、延命を望まない高齢者にとって虐待と感じられるとのこと。
我が身の時は、具体的な延命治療拒否の書面を残しておこう、と思う。