山下賢二のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「京都の個性派書店の青春期」と本の帯で謳われており、初めからとてもそそられる本だった。子供の頃から私も本屋が好きだったことを思い出した。内容ももちろん面白かった。山下さんの感性が「凡人」と称される人の感性に反発しているようで、私も共感できる部分が沢山あった。邦楽やロックなどの音楽のこと、その他の沢山紹介されていた本や映画など、私は全く知らないものばかりだったけど、それでも作者の根本の考えには「それ、分かるー!」と思うところばかりだった。ただ、幼い子供2人を夫婦で協力し合い育てている現状からの目線で、「奥さん、子育て誰かに手伝ってもらえてたかな??」と、読みながらちょくちょく心配になってしまった