エドヴァルド・ムンクのレビュー一覧

  • 愛のぬけがら LIKE A GHOST I LEAVE YOU

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    スケッチブック、ノート、手紙などに書かれたムンクの言葉。マハさんの翻訳ということで手に取った。並列して、英語の文が掲載されているが、実際には、この英語の文自体が翻訳文で、元はノルウェー語か? ムンクの絵画、写真が多く掲載されているのも、絵画だけを画集のように眺めて、楽しむことができていい。「私のアートは、人生との不和の理由を探って考えあぐねたことに始まっている」「生まれたときから、私のそばには不安の天使、悲しみの天使、死の天使がいた」など、不穏な言葉が、ムンクの絵画を理解する上で、大きなヒントになりそう。

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    2022年04月23日
  • 愛のぬけがら LIKE A GHOST I LEAVE YOU

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    ムンクとはこんなにも語る画家だったのか。その言葉は辛辣で狂気にも思える。人生に絶望し、怒りが溢れだすような。ムンクの日記なので文章の内容はわからないのもあったが、感情の激しさは伝わってきた。

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    2022年03月07日
  • 愛のぬけがら LIKE A GHOST I LEAVE YOU

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    画家エドヴァルド・ムンクのスケッチやノート、手紙などから抜粋した文章をまとめ、原田マハが翻訳している一冊。
    ムンク美術館の記載にもある通り、そして本書内でも記載があったが、ムンク自身が自伝的な文章をまとめて売ろうと考えていたこともあり印象に残るような文章を書いている、ように思う。というのは私は翻訳でしかそれを読むことができないからだ。本書だと原田マハの翻訳に依存しているわけなので、断言ができない。ただ美術館側も評価しているので間違いないことなのだろう。
    彼の記述の中で、一番面白いなと思ったのは絵画の説明、解説なんて書けないよの部分。言語化できないから、絵をかいて伝えようとしているのに、と。絵画

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    2024年08月27日
  • 愛のぬけがら LIKE A GHOST I LEAVE YOU

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    画家って、みんなこうなのかな。みんなこんなに苦しんで、追い込まれて。
    ムンクの言葉と絵画(写真もあり)が収められているんだけど、読み進めていく途中で、ここに書いてあることがまるでゴッホであるかのような錯覚に陥りました。
    ムンクは『叫び』しか知らなかったから、いろいろ他の作品も知ることができて良かったです。

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    2023年07月30日
  • 愛のぬけがら LIKE A GHOST I LEAVE YOU

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    ムンク好きというわけではないので、あまり心に響きませんでした。感性がないだけとも言うのかもしれませんが。

    原田さんのようなムンクとの出会いをしていた人にはたまらない一冊だとは思います。
    (感想を書いていたつもりでしたが、登録していなかったのでかなり経ってから登録しました)

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    2023年05月24日
  • 愛のぬけがら LIKE A GHOST I LEAVE YOU

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    ネタバレ

    小説の類ではなくメモ集であることはわかっていたのでいいんだけど、めちゃくちゃ膨大な量を期待していたのでそういう意味でちょっと残念 でも載ってる絵はきれいだし、ムンク自身の言葉がメインの本は他にしらないのでありがたい
    ノルウェー語でムンクの言葉やメモが載ってるサイトがあるらしく、英訳版をがんばって読んでみようと思う

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    2022年08月30日
  • 愛のぬけがら LIKE A GHOST I LEAVE YOU

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    ネタバレ

    マハさんが訳したムンクが残した言葉(文字)がおさめられています。

    本書におさめられているのは私にはムンクの「苦悩」のように感じました。

    生きることへの「苦悩」。

    そんな「苦悩」を描いたのが世界的にも有名な「叫び」。

    ムンク...「叫び」しかイメージできるものがありませんでしたが、表紙に描かれた「マドンナ」も彼の作品だったんですね。

    ようやく興味を持ち始めたアートの世界。

    少しずつ知識も入れながら、機会を見つけて自分の目で見ていきたいと思います。



    説明
    内容紹介
    ムンクの言葉で新しい人生が目を覚ます。原田マハの名訳により待望の刊行。

    懊悩と官能をつづった画家ムンクの『愛のぬ

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    2022年04月29日
  • 愛のぬけがら LIKE A GHOST I LEAVE YOU

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    ムンクって聞くと、「ムンクの叫び」が
    一番最初に思い出される。
    (ってか、それしか知らない…)
    そんなムンクは、たくさんの文章を残してくれており、
    それをマハさんが訳したものでした。
    なんだか、ムンクが考えたことを覗き見る感じで、
    ちょっとイケナイことをしている気分になったよー笑

    写生をするのではない。
    自然がいっぱいに盛られた大皿に
    自由に手を伸ばすのだ。
    見えるものを描くのではない。
    見たものを描くのだ。

    うきうきと君に会いに来て、
    別れるときには
    ぬけがらになっている。

    マハさんも言ってるけど、ムンクは「言葉の画家」
    なんだなぁーって思ったよ!!

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    2022年04月27日
  • 愛のぬけがら LIKE A GHOST I LEAVE YOU

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    普通の小説だと勘違いしていました、ごめんなさい。この本はムンクが生涯に執筆した走り書きやエッセイ、コメントや詩を時系列順に並べて原田さんが翻訳したものです。小説ではないが、一連の物語としても読める。
    なによりムンクの叙事詩が素晴らしい。一気に読んでしまったけど、これは手元に置いて、ぱらぱらと何度も読み返して読む本だと思う。まぁでも買ってまで手元に置いとくかといわれると、いらないかなぁ

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    2022年03月30日