来栖夏芽のレビュー一覧

  • 人外教室の人間嫌い教師5 ヒトマ先生、私に人間を教えてくれますか……?【電子特典付き】

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    大好きなシリーズの最終巻。
    こんなにも終わらないでくれって思いながら読んだ本は生まれて初めてで、内容もずっと感動して泣きそうになりながら読んでカバー裏を読んでまた泣きそうになった。
    本当に素晴らしい物語をありがとう!

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    2026年03月28日
  • 人外教室の人間嫌い教師5 ヒトマ先生、私に人間を教えてくれますか……?【電子特典付き】

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    シリーズついに最終巻!人間嫌い教師ヒトマが、人外教室を通じて人間に興味を持つまでの5年間の軌跡がついに終わるのか…。過去だとドラキュラやロボット系、最近では『葬送のフリーレン』など、「人同士ではなく、人外の存在を通じて人間を知る」という作品になぜ惹かれるのだろうか。

    現実、特に日本では自己責任という他責思考、弱者に厳しくドロップアウト後の復帰が難しいなど、他人に無関心な傾向があると感じている。空気が支配し、周囲から浮かない、迷惑をかけないという文化が復帰に歯止めをかけている。それが日本特有の引きこもりの長期化にも繋がる。

    そのような社会から逃れたいが、孤独には生きていけないため繋がりが欲しい。そのニーズに応えているのが、キャラ文化やネット・アバターなどの匿名文化な気がする。

    直接通じ合う関係性ではなく、キャラや匿名というヴェールを被った一定の距離を保つ関係性。石田光規『「人それぞれ」がさみしいー「やさしく・冷たい」人間関係を考える』という本があるが、そのサブタイトルのとおりの関係性だと感じる。日本の場合それが互いの尊重という考えと結びついた合理性になっている。

    そういう考え方に対し、人同士ではない関係性という要素がスッと入り込みやすいのかもしれない。

    この関係性が特に表現されているのが、この巻で登場する紺野。彼女は「ニンゲンに復讐するため」に人外教室で学び、人間になろうとする。その思想の背景には、過去のトラウマが関係している。

    そして、同級生のアイドル的存在若葉のファンクラブ会員で推している。しかし、若葉は友人として接して欲しいと距離を詰め、紺野は拒否してしまう…。

    ヒトマが間に入り、2人はしっかりと話し合い向き合っていく。これが紺野の考えが少しずつ変化していくきっかけとなる。

    同時に人間嫌いのヒトマは、人外生徒の悩みにしっかりと向き合い、彼女らの夢を応援し、卒業を見守る過程を通じ、人間に関心を持っていく。

    行動や考えが変わることが成長への契機。様々な作品でも、時にはぶつかり、恥が許され、互いを尊重できる相手を見つけて、深い人間関係を結んでいくことを描いている。優しい関係だけでは、自身を改善させることができない。

    私もこのシリーズを通じて改めてヒトマを見習い、そういう関係性を築いていきたいと感じた。

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    2026年03月29日
  • 人外教室の人間嫌い教師 ヒトマ先生、私たちに人間を教えてくれますか……? (3)

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    新キャラの登場でより面白くなりそうな話だった。卒業した生徒も、なんらかの形で登場してほしい。次巻も楽しみ。

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    2025年05月06日
  • 人外教室の人間嫌い教師 ヒトマ先生、私たちに人間を教えてくれますか……? (2)

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    徐々に登場人物の過去が明らかになっていくと共に、物語の中に引き込まれていく感覚に襲われる。二巻も安定して面白いと感じた。三巻にも期待。

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    2025年05月06日
  • 人外教室の人間嫌い教師 ヒトマ先生、私たちに人間を教えてくれますか……? (1)

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    原作者が”にじさんじ”の来栖夏芽さんである事がキッカケで本書を手に取った。私はあまりこの手のジャンルのコミックを読まないので、関心を持って読めるのか不安であったが、非常に楽しんで読む事ができた。

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    2025年05月06日
  • 人外教室の人間嫌い教師4 ヒトマ先生、私たちの理想を届けてくれますか……?【電子特典付き】

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    ずっと読んでいるシリーズの4巻目。本を読んでいるときにあまり普段気にしないけれど、来栖さんの文体が好き。芯の通った考え方を物語という形で表現するのが上手い。「妖怪は過剰な能力で孤独になる」というところは、映画を観るときは1日に6本ぐらい一気観することとか、ゲームが入り口で趣味を広げるなど周りでは見かけない「才能としての好き」が孤独感に繋がっている現在の自分に深く刺さった。毎巻ニンゲン嫌いの主人公が導き手+人外が人間になるという要素から自らを見直すきっかけになるので次巻も非常に楽しみ。

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    2025年02月26日
  • 人外教室の人間嫌い教師2 ヒトマ先生、私たちの希望を見つけてくれますか……?【電子特典付き】

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    前作に引き続き、とても面白い作品だった。前作より内面や心理描写が綺麗に描かれており、来栖先生の腕の上達を感じた。第3巻も非常に楽しみだ

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    2022年09月25日
  • 人外教室の人間嫌い教師 ヒトマ先生、私たちに人間を教えてくれますか……?【電子特典付き】

    tk

    購入済み

    4人の個性的な生徒たち一人ひとりにスポットライトを当て深掘りしてくれたので、みんなに感情移入することができました
    右左美が1番好きです

    #感動する #泣ける

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    2022年09月29日
  • 人外教室の人間嫌い教師 ヒトマ先生、私たちに人間を教えてくれますか……?【電子特典付き】

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    ハートフルコメディとして各登場人物にしっかりとフォーカスが当たっていて、読んでて気持ちがいい。学校の先生である主人公の「人間」と4人の人外生徒」たち。各章でそれぞれの生徒たちがそれぞれの悩みに向き合い成長していく。各章冒頭に各生徒たちの語りの部分があるのだがここがまたグッとくる。
    意外性や仕掛けの部分もしっかりしていてアクセントもバッチリ、いいキャラ付けにもなっている。
    話の構成は各キャラクター達にスポットを当てた短編が繋がって1つの長編になっている、といった感じだ。その分話の脱線が無く集中しやすい。それが全員分あって最後にひとつの作品として纏まっていく。

    あれ、ここで終わりか?まだ...と思ってからのエピローグのオチの付け方も良かった。

    もう更に主人公にフォーカスを当てたエピソードもちょっと読みたかった。次巻が出るならそこに期待したい。

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    2022年03月21日
  • 人外教室の人間嫌い教師2 ヒトマ先生、私たちの希望を見つけてくれますか……?【電子特典付き】

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    前作に比べるとキャラクター一人一人を掘り下げるよりかはバラエティに富んだ内容だったかなという印象でした。とはいえある程度登場人物を引き継ぎつつ話が展開するので次巻での掘り下げが楽しみです。(右左美のストーリーが今作も最高!)夏芽先生の書くキャラクターはみんな魅力的で、オタクはすぐに好きになってしまうので困ってます。卒業を目的にした話ではあるけど正直卒業してほしくない、、全員デカいから揚げを腹いっぱい食べてあったかい布団でたくさん寝て健康に過ごしててほしいです。幸あれ。

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    2022年10月11日
  • 人外教室の人間嫌い教師 ヒトマ先生、私たちに人間を教えてくれますか……?【電子特典付き】

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    来栖夏芽大先生の文才に目をつけてくれたKADOKAWAに大きな感謝を注ぎたい。三題噺という形式の中で、ここまで話を広げられる人はそういないのではないだろうか。若干話の展開が早かったようにも感じられるが、きっと次作では改善されている。そんな気がする。

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    2022年08月07日
  • 人外教室の人間嫌い教師 ヒトマ先生、私たちに人間を教えてくれますか……?【電子特典付き】

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    ネタバレ

    (少し上から目線と思えるようなことも書きます。不快に思われた方がいらっしゃいましたらごめんなさい)
     一度教師として失敗してしまった主人公が人外だらけの学校でもう一度教師となり、生徒たちとの交流を通して人間として教師として生徒たちと成長していく物語。
     生徒一人一人の抱える問題が丁寧に深堀りされて描かれており、解決にも納得感があった。それぞれの生徒に対し作家が描きたいことがはっきりしていたのもよかった。加えてその深堀りの手法も安易に過去回想とかに頼らず、その場で主人公が経験することで知っていったところも読み応えがあった。また、それぞれの章には三題が決められていたが、物語に上手く溶け込んでいて違和感がなく作者の力量には舌を巻いた。主人公の人外を受け入れの早さもゲーム好きという要素のおかげで理由付けもなされていて小道具の使い方が上手かった。
     ただ最初の方で設定を羅列するような形で並べたり、同僚には趣味がゲームだと言うのを躊躇ったのに生徒には何の躊躇いもなく言ったり、校長のセリフの語尾が大事なところでなくなるところがあったり、最初の自己紹介で主人公が人間が嫌いだと言った直後に人間が好きか聞かれていたりとといった細かな気になる点もあった。もしかしたら後書きで書いていたページ調整のために削った影響なのかもしれないが。
     後、これは私の読解不足なのかもしれないが、主人公の成長に関しては上手く感じることができなかった。例えば教職に失敗して人間不信になる描写があるのに再び教職を選んでいるところ(もし再起という意味なら頑張ろうという意気込みの描写や生徒が人間じゃないところへの拍子抜け感が欲しかった)とか、過去に人間不信になっていたにも関わらずその過去が性格に対し影響を与えているように思えないこと(ただの地雷持ちのように感じられてしまった)、自分はコミュ障だと自己評価しているにも関わらずそういう風に思える描写がなかったりといった自己評価と実際の解離とか、生徒の悩みを助けた後で人間のことを見直すような描写がないとか、割と匂わせて引っ張っていた主人公の過去をあっさり自分の言葉で言ってしまうところとか、生徒の成長に重きを置いていたためか主人公に関して深堀りができていなかったように感じた。
     それでもとても心地良い読後感で楽しめた。登場人物も魅力的でダレることなく読めた。今回卒業できなかった登場人物たちの続きや卒業生の日々の生活をもっと読みたくなった。最後のどんでん返しも伏線がしっかりと張られていて良い意味で裏切られた。個人的なことを言えばラノベが久々なためか主人公の年齢的にノリがきつい部分があり、年を取ったと実感した。次巻が出てもまた読みたいと思う。

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    2022年06月12日
  • 人外教室の人間嫌い教師 ヒトマ先生、私たちに人間を教えてくれますか……?【電子特典付き】

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    読み終えてみて振り返ってみると、綺麗なプロットだったなって思いました。属性としてのキャラクターに引っ張られず、人間がきっちり描けていて内面が想像できます。個人的ハイライト、右左美編のクライマックス(オタクはでかい唐揚げとこういう話が大好き)。一行一行、一言一言が丁寧で読み進めるごとに琴線に触れました。寂しくも前向きなセリフに悲しさは感じません。デビュー作だVtuberだとかいう守りにもなる肩書きは結局最後には忘れていて、良いものは良いと素直に思える名作でした。

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    2022年03月19日
  • 人外教室の人間嫌い教師2 ヒトマ先生、私たちの希望を見つけてくれますか……?【電子特典付き】

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    ネタバレ

     主人公が赴任してニ年目となり、新しい生徒と共に一年を過ごす物語。
     正直に言うと、一作目より心が揺れ動かなかった。設定上仕方ないことであるが、舞台となる場所やイベントが限られすぎていて、一巻で見たように思える話が多かった。余計なことかもしれないが、ヒトマ先生との物語のおかげでできた新しい行事やちょっとした小物などがあるといいのかもしれない。
     また、一作目と比べ、元々人間的・性格的に足りないというキャラが少なく、先生が生徒を知る話になっているようにも思えた。万智の話が特にそうで、成長や変化が分からなかった。回想で人物の深堀りをすることも多く、置いてけぼりを感じた。加えて、教師という特性上仕方ないのかもしれないけど、生徒の成長の瞬間に一緒にいられないため、いさきのことや龍崎のことが、ただの事後報告のように見えた。一作目のように生徒と劇的な状況を助け合って乗り越えることが少なかったのが残念だった。
     後、細かいところではあるが、章ごとにある三題が以前は上手く本編に絡んでいたが、今回は検証した訳ではないため違う可能性もあるが、章の始めに三題に関しての言及がなされていることが多く早めに処理しているような印象を受けた。
     ただ、一作目と比べ主人公や人間と人間以外の種族の違いに関して深堀りされていてよかった。後悔をやり直すに関しての考えの違いが、次の巻に繋がることもとても面白かった。

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    2022年11月06日