浅原昭生のレビュー一覧

  • 記憶に残る廃村旅

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    訪れた廃村跡は1000以上とか。つまりそれ
    だけの村や集落が消えているのです。

    しかも著者の「廃村」と括る縛りは、「小
    学校が存在していた集落」に限定しています。

    それだけでも、この数なのです。

    もはや過疎化というよりも消滅と言っていい
    かもしれないです。

    人の営みとは、そこを離れてしまうとかくも
    儚いと驚愕させられる一冊です。

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    2022年09月30日
  • 記憶に残る廃村旅

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    あともう1ページ情報がみたいと思ってしまったけど、内容は平易で気軽に読んでと著者は書いているので、それで正解な本でした。知ってる国道沿いで確かにこの辺に道が続いていたな、その先はこうなっていたのかと、記憶や地図と確認しながら読めて楽しかったです。

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    2022年01月09日
  • 記憶に残る廃村旅

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    秩父、奥多摩のは近いから足を運べそうでうれしい。独立した読み物としてはやはり一つ一つの記述が少なすぎて楽しむのが難しい。

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    2022年04月18日
  • 記憶に残る廃村旅

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    それぞれの訪問記はその場で見たものを中心に淡々と記録ベースで書かれており、特に深掘りした調査や、独自の考察があるわけではない。
    旅行気分で模擬体験をする、というイメージであり、前書きにもある筆者の狙いもそんな大仰なものではないとのこと。
    ということで大きな発見はないが、それで十分だと思う。

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    2021年12月29日
  • 記憶に残る廃村旅

    Posted by ブクログ

    webが取り上げている全国の廃村数は令和3年9月時点で3,517ヵ所あるようだ。一方筆者が定義する廃村数は900で、戸数5戸以下、冬季分校がある場合は3戸以下を高度過疎集落として数え150、合計1050ヵ所を対象として訪れている。
    本書では全国50ヵ所を取り上げ、写真が1ヵ所に付き数枚と地図が掲載され、最寄りの駅や町からの距離も載っているが、山奥等人里離れた場所が多く、近くに行けども余程その気がないと、廃村まで行けないと感じた。
    ダム建設、災害からの避難、鉱山の閉山、集団移転等廃村の理由は様々だが、思うにこれだけ少子高齢化が進んだ日本では、自然に集落が無くなったと言う例が多いのではないかな。

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    2021年12月21日
  • 記憶に残る廃村旅

    Posted by ブクログ

    <目次>


    <内容>
    北から順番に50か所の廃村が紹介される。著者は私と同年代だが、すでに40年もの間廃村をめぐってきた猛者。そのから選りすぐりの50か村をチョイスしてある。条件は小学校(分校)があったこと。見開き4ページで1村が紹介される。その筆は淡々としている。地図と写真が数枚。著者は基本理系の人なので、データの記録、分析はお手のものようだ。行こうとは思わないが、高度成長期を中心に消えていった村々が記録されるのに意味があるのではないか?

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    2021年11月24日