アーノルド・ミンデルのレビュー一覧
-
ミンデルの長らく絶版になっていた「紛争の心理学」の新訳の完訳版。
ひさしぶりのミンデル。
最近は、ナラティヴのほうに関心が向いていて、方法論的にはナラティヴとプロセスワークは対極にある気がしていたのだが、この本を読むと、意外に共通点があることを発見して、驚き。
つまり、権力関係の見方とか、社会...続きを読むPosted by ブクログ -
対立を解決しようとするのではなく、そこから学び、なるがままに任せるエルダーシップ。対立は解決するべき問題ではなく理解するべき現象である、というNVCやミディエーションの考え方にも近いのかなぁと思った。
また自分のあり方、ランクという言い方をしているけれどもその場における影響について自覚的であれ、とい...続きを読むPosted by ブクログ -
冒頭から「ワールドワーク」「エルダーシップ」「アウェアネス」など聞き慣れないカタカナ用語が雪崩のように出てくるので頭を抱えてしまった。自己啓発本の類を読むといつも思うけれど、こういう独自に意味を付与された用語を使うことなく内容を説明することは本当にできないものなのだろうか…何が言いたいのか全然頭に...続きを読むPosted by ブクログ
-
・紛争地域に住む人々は、まず愛と励ましを必要としていて、教育は二の次なのです。
・それ以上に必要なのは、善悪や自分の国の境界線を越えた感覚を持ち、他者を理解して助けることができる思いやりのある人々なのです。Posted by ブクログ