倉嶌洋輔のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2022年刊の本ですが、流行りの生成AIの事例を追いかけるというより、AIと一緒に働く時代に、キャリアをどう作っていくかを考えるための本でした。情報の鮮度が勝負の本ではなくて、変化が続く前提で、自分の立ち回りを整えるための読み物、という印象です。
内容の中心は「変化の波にどう向き合うか」です。波に対して、高台に逃げる/防波堤を築く/波に乗る、という3つの選び方が提示されていて、それぞれストーリー仕立てで描かれます。自分はいまどこにいて、どの選択が現実的なのかを考えやすいのが良かったです。変化は止められないからこそ、怖がって固まるより、選べる状態にしておくことが大事なんだなと思いました。
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