小山靖史のレビュー一覧

  • 緒方貞子 戦争が終わらないこの世界で

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    緒方貞子さんの生き方が素晴らしいのはもちろんのこと、聖心女子大学のシスターの言葉、ご家族の支えも、心に染みました。
    難民問題をどこか他人事のように考えていましたが、ちゃんと勉強しないとと思いました。

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    2024年03月21日
  • 緒方貞子 戦争が終わらないこの世界で

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    世界に通用する第一級の国際人である緒方貞子さんが残念なことにお亡くなりになられた報に接し、改めて緒方さんのことを何も知らないことに思い至り、手に取りました。
    曾祖父が犬養毅で義理の父が緒方竹虎で、東西冷戦後の混沌とした時代、大量の難民を生み出した多難な十年間を国連難民高等弁務官として、世界中の紛争地帯を飛び回って精力的に問題解決に尽力されたスーパーウーマン、というイメージは持ってはいましたが、その人となりは全く存じ上げず、この本で人物像が多面的に理解できた気がします。
    並外れた知識と行動力で胆力もあるスーパー国際人、このような方が我が国の宰相に最も相応しいと思うのは、私だけではないと思います。

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    2019年12月19日
  • 緒方貞子 戦争が終わらないこの世界で

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    戦争とともにあった近現代から、「人間の安全保障」を考えられる時代を作っていく、その前線に立った人について。大学時代も大学で教鞭を執っておられた時代のエピソードも耳が痛くなるが、一次史料を大事に、そして勉強しなさいとの教えには勇気づけられる気持ちもあった。読み惜しみをしてはいけません。

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    2016年02月25日
  • 緒方貞子 戦争が終わらないこの世界で

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    「一体、どうやったら、国の安定と人々の安定の両方を実現させられるのだろうか」(緒方貞子さん、本書より)

    戦争は終わらず、憎しみの連鎖は続いている。国家に頼っていれば全てが良くなる時代ではない世界。

    一人の日本人女性の姿を通して、「人間の安全保障」という国際連合の概念を人間味にあふれた具体的なイメージとして示し、希望を感じさせてくれる。

    リーダーの深い思いやりが少しづつ世界をよくしていく。

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    2014年08月09日
  • 緒方貞子 戦争が終わらないこの世界で

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    「内向きは無知に繋がる、押し付けに繋がる」日本人は島国だから、より自覚して情報を取るべき。
    しっかり勉強して、自分の考えを持つこと、さっぱり生きたいと思った。

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    2021年01月20日
  • 緒方貞子 戦争が終わらないこの世界で

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    「多様性とどう対応するかーー。やっぱり尊敬しなくてはいけないのでしょうね。(中略)隣の人は自分と同じとは思わないほうがいいですよ。あなたと私は違うのです。違った部分については、より理解しようとするとか、より尊敬するとかしなくてはいけないのではないでしょうか」(14ページ)

    「私が決めなくてはならないのです。(中略)そのためにいるのですもの、私。トップというのはそのためにいるのです」(14ページ)

    「自分の国の将来にとってプラスがあると考えるのは当然だったと言えるでしょう。けれども、そのプラスというものが、ほかの人びとの非常に甚だしいマイナスにならないようにしなくてはいけない。そのときに、ど

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    2020年05月19日
  • 緒方貞子 戦争が終わらないこの世界で

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    リーダーシップに必要なもの。決断力 傾聴力 広い視野 先を読む力 気品。与えられた使命を成し遂げる精神力をもつ日本人。女性だから、女性なのに、そんないい訳をよせつけない。

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    2021年08月10日