千原徹也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ【感想】
センスという実に曖昧ながらも重要なものをどのように学び、知識にするかという一冊。
センスは生まれ持ったものではなく、身につけることができる技術。
千原さんの考えるセンスの積み重ね方を体系的に学ぶことができ、具体的にわかりやすく掲載されている。
映画やファッションなど、所謂その人個人のセンスという不確かな事も勉強していく事や自身で考える事が重要だなと改めて感じた。
答えが用意されたのもではなく、余白を残した映画なども鑑賞して自分で考える。
なぜその映画を見たのか?なぜその服を着ているのか?なぜこの本を読んでいるのか?を自分で説明できる人間になりたい。
その為には圧倒的な知識不足を補っていく努力が必要だし、確固たる自分の軸を作っていく必要があることを自覚する事ができた。
【あらすじ】
「あの人、センスがいいよね」
この言葉を聞いて、あなたはどんな人を思い浮かべますか。高価な服を着ている人? 芸術的な作品を生み出す人?お金をかければ誰でも「おしゃれ」はできます。
しかし、少ない予算でも、既存のものをちょっとした発想の転換で「その手があったか!」と思わせるアイデアを持つ人こそ、真にセンスがあるといえます。
センスは、生まれ持ったものではありません。
経験や学習を通して身につけることができる「技術」であり、再現性のあるものです。
洋服の着こなしに限らず、新しいビジネスを構想したり、目の前の人を楽しませたり。
本書では、広告(H&Mや、日清カップヌードル×ラフォーレ原宿他)やブランディング(ウンナナクール他)、CDジャケット、ドラマ制作、MV、CM制作など、さまざまなジャンルのデザインを手掛ける著者が、センスの正体を解き明かし、それが「才能」や「天性」ではなく、誰でも手に入れられる技術であることを証明。
「センスのいい人」になるためのヒントを紹介していきます。 -
Posted by ブクログ
お友達にすすめられて読んだので、
千原徹也さんの事は知らずに読み始めた。
ロゴドーン(ロゴがドーンとプリントされているハイブランドの服)がなぜダサいのか。
このような冒頭から、
ファッションセンスのレッスンなのかと思ったら、
読み進めてすぐに気づく。
この本は、人生観に至る壮大な価値観のレッスンだった。
ファッションだけじゃない、
読む本、見る映画、行く場所、全ての選択が「センス」であり、なぜそれを選択したかを語れるか。
服であれば、そのブランドのバックグラウンドや思想を知ってから初めて袖を通す。みたいな。
正直、なんとなくの感覚で服や本を選び、
旅行先について事前に何も調べてこなかった、
おそらくセンスのまったくない私にとっては、
えっと、、、、怒られてる?と感じるレベル。
きっと作者の方と直接お会いしたら
1分持たずに見限られそう。
だって、私GWに行った河口湖の歴史とか知らんし。
富士山綺麗で癒される〜くらいしか思ってないし。
子供に「日露戦争ってなに〜?」って質問されても答えられんし。
でも、これを読んだ後に、
河口湖の歴史と日露戦争についておさらいした私は、
きっとセンスが欲しいんだと思う。
ということで、これからは自分にできる範囲で少しづつセンスを磨いていきたい所存。
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Posted by ブクログ
てっきりデザインのハウツー本と思って読み始めたが、自己啓発や哲学書(サブタイトル通りだが)に近かった。わたしもデザインにも関わる仕事をしているので刺さった。
■ 創造的な職業で大切な「個性とは?」「自分がやる意義とは?」へのひとつの答え
・「かわいいと、変と、新しいをまぜると、れもんになる。」これは、デザイン会社れもんらいふのキャッチコピーである。会社立ち上げ当初、「個性とは何か?」と悩んできた僕のやり方を明確に表した言葉だ。
・自分の個性とは、「その人が今日まで歩んできた日々」。子どもの頃に読んだマンガ、親に連れて行ってもらった場所、一昨日観た映画、今朝見た景色……そのときに印象に残っているモノ、人、感情。
・マーク・ジェイコブスが言っていた言葉が心に刺さっている。「いま、自分がいいと思っているものを提案しなくてどうする?歴史やコンセプトにとらわれて、いまの自分の気分を提案できなかったら、自分がやる意味がない」
➔その上で行動が必要
・僕が「やりたい」と声を上げなければ、気づいてもらえない。そのためには、企画書を作る必要がある。人生は、この、プレゼンテーションの企画書を作ることの連続なのだ。
■ 個性を確立することが大切
・これから先は技術だけでは食べていくことができなくなるだろう。デザインの技術の優劣よりも、「考え方をしっかりと持っている人」に仕事は集まる。
・トータル的な人間力。その人がどのようなキャラクターの持ち主で、どういうおもしろい話ができて、どういう知識や経験があって、人を惹きつける力があるのか。この先、大事になってくるのはそのような力だ。
■ 自信喪失のときに思い出したい言葉たち
・勝てないおかげで、ここまでくることができた。勝てないコンプレックスで、たたかわないことで自分を保った。「たたかうと負ける」。それが、僕の中にずっとあるコンプレックス。人と違うことをする。自分の山を見つける。AかBかではなく、Cを探す。そのおかげで、視野が広がった。
・プロセスは自由。そう考えれば、覚悟は生まれる。覚悟するために必要なことは、ゴールへのプライド。日々の中で馬鹿にされたりすることもあるだろう。焦ることもあるだろう。それに対して予防線を張って生きるより、馬鹿にされたことを覆すほど「やり遂げるのだ」という思いが大切だ。
■ 子供のころ苦労されていたことを知ると、意味深く響く言葉たち。
・思えば人生は、生きてく上で助けてくれる人に出会う旅なのかもしれない。
・思えば、母が一家心中も考えていた頃、占い師が言った「必ずこの子が家族をひとつにする日が来る」という言葉は、今日のためにあったのかもしれない。
➔生活難なのに高額の占いを受けるなんて、と一見思われる件なのだが、この占いのおかげで一家心中を思いとどまったのかもしれない。自分の中の偏見にハッとした。