相野谷由起のレビュー一覧

うさぎのさとうくん あさひ

相野谷由起

うさぎのさとうくんシリーズの４冊目。
なんと３冊目の本から８年経過していますが、さとうくんワールドは変わっていなくて安心しました。
何となく、チリとチリリシリーズに通ずるものがあると思うのは私だけ？

うさぎのさとうくん こうちゃのうみ

相野谷由起

ロマンチックだなぁ♪
お気に入りの２つの場面、
◯タコにつけたフォークで空を‥
◯毛布のトンネルの向こうは‥

うさぎのさとうくん

相野谷由起

夢の中って、こんな感じ。
無さそうな、有りそうな　フワフワしたお話。

短いお話が詰まった、寝る前の読み聞かせにお気に入りの一冊。

うさぎのさとうくん

相野谷由起

「あるひ　うさぎに　な」って「それから　ずっと　うさぎとして　くらして」いる、という「うさぎの　さとうはねるくん」のお話。奇想天外なことがごく自然に起こり、さとうくんも当たり前にそれを受け入れ、静かに楽しんでいる暮らしが描かれる。物事への説明を最低限に抑えているからか、語りに詩的な余韻を感じる。

うさぎのさとうくん

相野谷由起

4歳10か月

〈親〉
絵が好き ◯
内容が好き ◯
今回は早すぎた。いつかまたよんであげたい

〈子〉
初回からくいつく ◯
何度も読む ◯


「うさぎのさとうくん」の1冊目。
さとうくんがうさぎになった経緯がわかるかと思ったんだけど、
さとうくんは最初からうさぎ。

スイカの船に乗って海に行ったり、
星を集めて月の代わりにしたり、
ステキな日々を過ごすさとうくんの
ファンタジーな世界に癒される。

夕飯にカレーを食べながら息子が、「カレーの海でトプンと泳ぐの」と言っていました。

うさぎのさとうくん こうちゃのうみ

相野谷由起

4歳9か月

〈親〉
絵が好き ◯
内容が好き ◯
今回は早すぎた。いつかまたよんであげたい

〈子〉
初回からくいつく ◯
何度も読む ◯


とても幻想的で素敵な絵本。
空を切り取ってトプンと飛び込む、なんて、
どうしたらそんな発想がうまれるんだろう。

息子はあまり好きではないタイプの物語かと思いきや、不思議の世界にとっぷりはまったようです。

なんで「さとうくん」が「うさぎ」なんだろう？
本作は続きモノなのだったようで、他の作品を読めばナゾがとけるみたい。

何度も読んでいるうちに
「うさぎの『サイトウさん』」の物語に思えてきた。

ピーナッツアレルギーのさあちゃん

栗田洋子 / 相野谷由起

娘のクラスに食物アレルギーの子が数名いる（先生にエピペンを預けている子も）。
放課後遊ぶ友達とおやつを交換したりすることもあるので、娘にとってもアレルギーは身近なこと。

絵本なので手短にまとまっていて、低学年の娘にも分かりやすかったようだ。

アレルギーを持つ本人の自覚を育てていく部分も描かれていたのが良かった。
さあちゃんの見た目が子供に見えないと、娘はそこだけ納得がいかなかったようだ。

うさぎのさとうくん こうちゃのうみ

相野谷由起

シリーズものらしい
これは3作目かな？

空をきりとって中に入ったり
紅茶の海に行ったりする

絵がきれいで想像力ゆたか～！！

うさぎのさとうくん

相野谷由起

うさぎのさとうくんの世界はとてもあたたかく不思議に包まれています。どのお話もかわいらしくて素敵でした。

うさぎのさとうくん こうちゃのうみ

相野谷由起

これはこどもよりも大人向けの絵本かも。読み聞かせをするには分量は多い。四季の移ろいが短編で入っているタイプの絵本。

くろねこちゃこのぼうけん

相野谷由起

長靴、ベッドの下、箱の隙間、いろんなところを覗くのが大好きな黒猫のちゃこが見る素敵な世界。
猫と暮らされている作者さんだけあって、あるあるの猫の習性が上手に絵本の夢のような世界観とマッチングしている。
ごはんのおさかなが空にも川にも泳いでる世界は猫にとって最高だなぁ。
ちゃこがまん丸のお月さまにじゃれついたり、空をカリカリ引っ掻くとパラパラ星が落ちてきたり…幻想的な冒険のひとときにうっとり。
うちの猫はどんな世界を見てるのかな。

うさぎのさとうくん あさひ

相野谷由起

カーテンの隙間のこぼれ日をつまみ取る。
三日月の先っぽを少しだけもらう。
できそうでできないのことがステキ♪

うさぎのさとうくん

相野谷由起

まいにちのんびりと暮らしているうさぎのさとうくん。
すいかのふねで海に行ったり、水たまりの中を覗いてみたり。日常の中からフワッと不思議な世界に入るお話。

なんとなく、感覚的にですが、大人がうまく考えた空想の世界と感じました。
不思議な体験を、それを不思議とは捉えず、当たり前のこととして体験していくうさぎのさとうくん。でもその筋書きははっきりしていて、それが大人が〜という気持ちに繋がるんだと思います。
上手く言えませんが、こうきたらこうくるよね、というのがある程度想像がつくお話というか。突拍子もない、そうきたかーと思わせられるような展開ではないというか。

だからと言って、子どもうけしないかといえば、決してそうではないとは思います。
どういう子が好むのかなーと考えてみたところ、子供騙しな突拍子もない空想話を好まない大人っぽい子がギリギリ読めるファンタジーかな、というところに行き着きました。
需要はあるでしょうが、大手をふるってオススメはしない絵本かな〜。