時代小説! 何より私を魅了してやまない作品です♪
洋の東西を問わず大好き。
司馬遼太郎さん、井上靖さん。山本周五郎さんも好きですし、大学時代は読み切れなかった吉川英治版『三国志』を読み終えたのは最近のこと。
元々が上代文学が好きだというのが私の基本にあります。そこから始まり、鎌倉文学へ行き、そして新選組好きが高じて幕末の世界へ。
そして、ご縁ができた操觚の会の作家の皆様のおかげで目覚めた戦国時代!
そんなたくさんの大好きが詰まった一冊はこれからも私の読みたい本を見つけ出す手助けをしてくれるのでしょう。
寄り道しながら、読み終えました!
楽しかった! でも、これから読みたい作品をたくさん見つけてしまいました(^▽^;)
ブロ友さんが面白いと教えてくださった『羽州ぼろ鳶組』シリーズや源義経と静御前が吸血鬼と戦う『源平妖乱』(吸血鬼VS義経と静御前なんて、なんで私のアンテナに引っ掛からなかったんだろう?)は絶対に読みたい!
勿論、文庫書下ろしばかりではなく単行本のベストもあります。ここでは話題の『黒牢城』も直木賞を受賞した『星落ちて、なお』、大好きな天野先生の『もろびとの空 三木城合戦記』や木下昌樹先生の『戀童夢幻』も入っています♪
いいなと思ったのが、特集を組まれている『江戸を生きる女たち』です。
仕事に生きる、恋と人情に生きる、捕物に生きるという3つのテーマで作品と登場人物が紹介されています。読んでいておなじみの人もいれば、初めましての人もいて、わかりやすい説明に、次はこのシリーズも読んでみたいなと思う作品もたくさん。
大贔屓の坂井希久子先生のインタビューも楽しく読ませていただきました。
とても丁寧な紹介をされていて、時代小説読みにくいなぁと思う人にはぜひ参考にしてもらえたらなぁと思う一冊です。
私は今は『北天に楽土あり』と『湖畔荘』をしっかりと読みたいので、どちらも面白いので、幸せ状態です