今井麻希子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
私は最近、自分の気持ちや意見を相手に伝えて、自分を表現していくことを大切に考えています。自分の気持ちを相手や会議の場などで表現していく中で、分かり合えない瞬間や、気持ちを言葉にして伝える技術が足りなくてもどかしさを感じる場面が多々ありました。
その時にこの本を読んで、NVCは私が目指しているコミュニーケーションに近いものだ!私の目指してるコミュニーケーションを言語化するとこんな感じだ!と思いました。
理由は、NVCでは、
自分や相手を評価や診断無しで理解し、
自分の心の内面でなにが湧き起こっているかを感じ、
心の奥にある自分や相手の本当に大切なものを探り、
お互いの人生が豊かになる選択肢を提案 -
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Posted by ブクログ
正しいと間違いの二極の世界でわたしたちは生きているが、それを越えた世界があるのだということ。その世界で「あなた」と「わたし」は出逢うことができる。それは、自分や相手が今どんな気持ちでいるか?何が必要か?に目を向ける、というとてもシンプルなこと。。
NVCを何年か学んでいます。理論はシンプルですがきちんと理解するのに時間がかかるものです。
自分の中には、どうしても相手や自分を正しい間違いのどちらかで裁いてしまう自分がいますが、それでは関係を深めることや理解し合うことからは離れてしまいます。
しかし、そういう、相手を責めたり裁きたくなる気持ちが出てくるのもやはり奥底にその人にとって大事にしてるもの -
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Posted by ブクログ
「NVC: 人と人との関係にいのちを吹き込む法」を読んだときにも感じた、NVCが持つ計り知れないポテンシャルはこの一冊にも息づいている。(と同時に、「なんでそんなことがわかるんですか?」と驚嘆されるような深い洞察は誰にでもできるものではないよな、という感想を抱くのも前著と同じ)
自分の内面に息づくものを表現する。
自分自身にNVCで語りかける。
他者に対してNVCで語りかける。
「敵のイメージ」を変容させる。
思わず「できるわけがない!」と叫びたくなるようなテクニックの数々は、実際に様々な現場で「そんなことできるか!」というリアクションを産んできたことが実践例からは読み取れる。それでも観察 -
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Posted by ブクログ
NVCを日常そして組織、社会のなかで実践するための本かな?
「NVC - 人と人との関係に命を吹き込む法」よりわかりやすい(その分、具体的なテクニックはあまりわからない)感じであるが、後半のミディエーションの話や社会変革への取り組みの部分は、スリリング。
NVCの基盤となっていると思われる前提というか、思想には、同意できないところもあるし、実践的なところでも、違和感を感じるところもある。
それでも、この本を一気に読んでしまったのは、これが、マーシャルが一生をかけて遊んだ?ゲームだから。
あと、前提としている人間観の違いはあるものの、結果として、やることって、ナラティヴに通じる「言葉」に -
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