村田モトのレビュー一覧

敵対する家同士だった…だから題名がジュリエットなのか。
お約束の恋人のふりとライバルキャラ登場でこれからが楽しみ。

一風変わった展開に読んでいてワクワクします。
財閥のご令嬢とは思えないヒーローを庇う行動に驚かされます。ヒーローとヒロインの関係が、ストーリーが進む度に変わっていくが、いいです。

主人公の矢島椿は17歳の女学生。
矢島財閥のご令嬢でなおかつ学内のみんなにとって憧れのお姉さまである彼女は容姿端麗才気煥発な人である。
しかし深窓のご令嬢である椿は父親からいろいろ制限されているため放課後に友人とカフェーに行って甘味を味わうということに憧れているにもかかわらずそれができないことに...続きを読む少しもどかしさを感じていた。
しかし帰りの馬車の車輪が溝にはまってしまったことに乗じて銀座の街を一人で出歩くことにした。
カフェーを見かけた椿だが中にいる人たちはみんな二人連れということもあり戸惑っていると声をかけられた。
その相手はブロンドの髪に緑色の瞳という男の人だった。
初めて来たために作法がわからず入れないと素直に告げる椿にちょうど入りたかったものの一人だと格好がつかないからと誘ってきた男性の厚意に甘えてカフェーで甘味を楽しむ椿。
白河勇と名乗った男性も椿と同様に不自由な生活を送っているらしく甘味を味わいながら話が弾む二人。
しかし気を失った椿が目を覚ますと見知らぬ屋敷に寝かされていて……。

親同士が商売敵という古典的設定がこれからどうオリジナリティを発揮するのか楽しみ。

主人公の矢島椿は矢島財閥のご令嬢で容姿端麗才気煥発な17歳の女学生としてみんなの憧れのお姉さまとして慕われているが自由をまったくと言っていいほど謳歌できない生活に息苦しさを感じながら毎日を暮らしていた。
ある日帰りにトラブルがあった椿は一人で銀座を散策していたらカフェーを発見。
使用人が伝聞のレ...続きを読むシピで作るものではなくお店で出されているような本格的な味に憧れていた椿はぜひ味わいたいと思っていたが一人で入ることを躊躇していたら男の人に声をかけられて一緒に甘味を楽しむことになった。
彼、白河勇は椿と同じように自由に憧れるような身分だと聞き親近感を覚えるが彼は椿を自宅に誘拐した。
実は椿と勇の親は商売敵という関係性で矢島財閥から商売において悪評を流されるなど迷惑を被っていたのでご令嬢を誘拐して交渉のテーブルにつかせようとしているのだった。
親の仕事のやり方に疑問を抱いていた椿は自分の身を守るためにも話を飲むが心配した使用人が助けに来て……。

強引なやり方だけど悪評を流されて迷惑を被っているわけだからしょうがないのかもしれない。

百貨店を経営している矢島財閥のご令嬢である矢島椿は学校帰りに初めてカフェーへ行ったものの作法がわからず店内に入るのを躊躇していた所声をかけられた男性と一緒に入って本格的な甘味を初めて味わう。
白河勇と名乗った男性は椿と同じように自由を味わえない身分とあって共感したがその後勇は椿を誘拐する。
実は...続きを読む勇の家も百貨店を経営しているのだが矢島財閥から商売敵として悪評を流されて迷惑しているため交渉のために椿を誘拐したのだった。
親の仕事のやり方に疑問があった椿は身を守るために承諾し二人は恋人のふりをする生活をする。
条件として逃げない代わりに自由が欲しいと言った椿は実家にいた時には叶わなかった活動写真を見にいくなどある程度新生活を堪能する。
しかし耳ざとい勇の従姉妹が勇に恋人がいるという噂を聞きつけたため身内だけで開催する晩餐会に出て欲しいと言われ……。

ついに椿の父親が交渉のテーブルにつくらしいが今後の展開が気になる。

1巻のみ読みました。いきなりの急展開ですね！続きが気になります。彼の目的は一体何なのか・・。でもこんな堂々と誘拐できてしまうのもどうなのか・・

思いがけず主人公達が偽装カップルになったのはいいのですが
イタイ感じのお嬢さん(自分大好き、私が一番な性格と推測中)の存在が不穏です

ジュリエットという名前からなんとなく悲劇的なものを想像したのだが現段階ではそういうものはなくただ犯罪に巻き込まれただけの模様。

べたべたの甘いもの系。まだ始まったばかりだがこれからの展開は予想しやすい。なんやかんやで幸せになる未来が見える。

これから...というところで終わってしまいました。
誘拐といっても、相手がイケメンだしそんなヒドイ感じではない。
育ちも良さそうなので、そしてタイトル回収で、敵対する企業の御曹司的な？？(笑)

少しの時間とはいえ、世間知らずのお嬢様を、1人で街に放ったらだめだった。お店であからさまにあんな事は普通ないだろうけど。