前田雨城のレビュー一覧

  • 色

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    伝統的な色の名前がでてくる。
    デザイナにとっては、デザインに行きづままったときに立ち返る場侭になると房う。

    色を見るだけで、二次元的な構想を練ることもあるが、
    色の名前を組み合わせて構想を練るのも手だと思った。

    青白橡を「あおしろのつるばみ」と読み、橡が「くぬぎ」だと知ったのはこの本を読んだおかげです。
    山鳩色、鳩色、菊塵色、魚綾(ぎょりょう)色とも呼び、これが天皇の御料であったことからとのことだそうです。

    色使いに行き詰ったときに、博物館に古い芸術品を見に行くのが一番いいが、この本を読んでも、またやる気がでてくる。

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    2012年08月22日