キューリング恵美子のレビュー一覧
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ネタバレ自己肯定感の低い人生を送ってきた私にとって、大きな刺激となった。
日本人として、日本人の躾や思いやり、謙虚さに誇りを持っているが、ドイツ人のように自分の人生を大切にする生き方も考えなければならないと思った。
教員として働くうえで日本の子どもたちの自己肯定感の低さを日々感じていたし、自殺に胸を痛めることも多い私にとって、日本の課題や問題が浮き彫りになるような一冊でした。また、日本は他人の目を気にして善い行いをしよう、いい人であろうとするが、ドイツでは人に優しくした時に自分が満足感と幸福感を得られるという価値観を多くの人が持っているというところをみると、見習うべきものがあると感じた。
また、最後の -
Posted by ブクログ
質素、化粧しない、服装に無頓着、他者を気にしない。欧州一の大国、あのドイツがこんなにも日本と違うことに驚愕しました。
小学校に上がる年齢も人それぞれ、留年も小学校からあり、10歳で進路が決まってしまう。でも、人それぞれに合った環境に身を置くことになるので、無理なく生きる知恵なのかもしれません。日本のように、「できないのは、努力・勉強しなかった貴方(自分)のせい」と責められる(責める)こともないのでしょう。
総合職の起用貧乏よりも専門職、日本で働く人たちにも何かヒントになりそうです。
実は私自身も紹介されていたエピソードに共感できることは多々あり、例えは服装も地味な普段着に何の不満もないタイプ。 -
Posted by ブクログ
ドイツ人と比較することで、よりよく生きるヒントを示す本
ドイツ人は他人の目を気にしない。
べき、ねば思考は、自分を苦しめる。自分の考えに従えば良い
先生やコーチは気づいてくれない。生徒が痛くてプレーできないなら、自分で伝えないと伝わらない。何事も自分の気持ちに正直に、自分で判断する
ドイツ人は休むために働く
会社はドライ。自分の人生を捧げる価値のある家族ではない。自分の大切な時間を誰のために、なんのために使うか。
ドイツ人の子育て
お礼や挨拶を、親が子供に強制しない。親がしていれば、子供も自然にするようになる。
他人に迷惑がきかるからやめようとは言わない。あなたが怪我をするからやめなさ -
Posted by ブクログ
日本はドイツよりも、平均給与が高く利便性が整っている。
それにも関わらず、ドイツ人の方が人生に対する自己満足が高い結果がでている。
自己肯定感を高く持つため、ドイツ人の文化や価値観から、日本人は学ぶことも多い。
今回は、その要因を2つにまとめた。
・ビジュアルは気にしない
ドイツは日本人と異なり、ノーメイクが当たり前だ。
また、ファッションもそこまで気にする人は多くない。裸を見られるのも気にせず、サウナなんかは男女兼用である。
つまり、人の目を気にしてない。
自分が今何かをしている感覚を大事にしている。
・休みの過ごし方
我々は休みの日には、買い物やショッピング、外食をしょっちゅう行う。
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Posted by ブクログ
「自己肯定感を高めるには?!」
と食いつき 読んでみたけれど、
ドイツの国の風潮やドイツ人のメンタリズムについてメインで書かれている本。
そのため、ドイツという国や考え方については
「そうなのか〜」と思わされるし、
日本と違う部分をたくさん知れたけれど、そのまま日本でおこなうのはなかなか難しそうだ…。
たとえば、ドイツ人が
「休暇を取得したいけれど会社が人手不足だな」と思ったとしても、それは会社が考える問題であって個人が悩むものではないと考えます。(84p)
とあり、その考え方は確かにそうであって、
納得はできるものの、それがすんなりできないのが日本の会社の風潮であったり…
ドイツ