蒼井碧のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ放火事件はさておき、殺人事件の方はかなり凄惨な事件であるにも関わらず、それを瞬殺で解いてしまう不結兄弟の洞察力よ。
由布院さんもか。
折角の巧妙な殺人事件も、彼らの前では形無しである。
しかも、彼らの本来の目的は殺人事件の解決ではないから。
その片手間に出会ってしまった事件を即行解決しているに過ぎない。
その目的は世界七不思議。
事件のネタそっちのけで、寧ろ現実味があるようなないような説を展開していく様には呆然としてしまった。
日本にもその世界七不思議が入り込んでいるという話自体は面白かったけれども。
そして、意気投合していたかに見えた不結兄弟と由布院さんが最後の最後で解釈違いで決裂するのも、歴史を探る上ではあるあるな話だと思う。
そういう意味ではリアルか。
現実味がないと感じたのはもう一点。
高校生の論馬が歴史学者の兄の話についていけている点。
由布院さんと論馬の会話も無駄なく打ち合えばすぐ返ってくる点。
要はキャラ同士の会話が「同レベル」すぎた点。
格差のない会話に少し違和感を覚えてしまった。
下手をすると今どちらが喋っているのか分からなくなることがあったので。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ一話目は悪くなかった。
そこまで驚くというわけではないが、密室トリックは合格点という感じ。虎太郎の失言だったり、高杉がチョークの粉を拭き取るか否か、といった犯人特定の論理も悪くない。
だが、犯人が合鍵を持っていたという結末の二作目、犯人は箱のような物に隠れて出入りしていたという三作目、この二つの出来が酷すぎる。
二作目に関しては、「妻が偽物を仕込んだ」なんてのは所詮深夜の推測にすぎない。
そして四作目はどうかというと、これは可もなく不可もなくといったところ。派手なトリックではあるが、それ以上でもそれ以下でもない。
と、ここまで来て終わりかと思いきやなんと最後の最後にあまりにも不要な物が登場。
要は4つ目の事件は1,2,3番目の事件のトリックが全部使われてるから裏で手引きしていた奴がいたよ、ってことなんだが、正直面白くも何ともない。
結局のところ、1作目が一番良かった。
個人的には古城と鳳の掛け合いは面白かったのだが、本作の続編は読む気がしない。