ショーン・バイセルのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレスコットランド人の男性を英国紳士と呼んで差し支えないかどうか知見をもちあわせていないが、大雑把に「さすがイギリス人」と言わせる振る舞いを、著者であり本書の主人公でもあるショーン・バイセルは取っている。
著者が経営する古書店は世界最大級だそうである。それゆえか、はたまた紳士の国であるゆえか、単に古書店にやって来るような人々は変人率が低くないということなのか。来訪者の中には特筆すべき変人が少なからずあるようだ。そんな、紳士の国にあるまじき無頼の徒を、おおむね匿名で公開処刑する内容である。
ほぼ楽しく読めはしたが、著者が行き過ぎてると感じることもあり、それを公平であると見るべきか、著者もまたユニー