長浜淳之介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
駅弁は地元の駅でのみ販売していたのですが、交通網の発達により、販売できる機会が減ったことで衰退産業になりました。しかし、京王百貨店が火付け役として「駅弁大会」を開催したことで認知度が上がり、今では事業の柱として組み込む事業者も出ております。
また、駅弁をきっかけにどうやって地方を活性化させるかなどの取り組みも想像ができました。
また、本書では売れないものを売るヒントを得ることがテーマの1つでした。単純に企画展としてテーマにすれば売れるということではなく、対決させるにも飽きさせない工夫、味以外の要素を加えるなど、目を惹く仕掛けが必要だと感じました。 -
Posted by ブクログ
駅弁と言えば、百貨店の物産展だ。有名なところだと京王百貨店新宿店では毎年1月に開催する「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」だ。1966年に初めて開催して以来、50年以上立つ名物イベントもあるくらい駅弁がメインになっている。
そんな駅弁だが、コロナ禍、鉄道利用客の減少、路線廃止、後継者問題などが有り、苦しい状況にある。
今回の本では、駅弁を作る業者、百貨店の担当者の姿を知ることができ、より物産展に興味がわいてきた。
このところスーパーでたまに有名駅弁を売っているのを見ることがある。以前は、見かけた覚えはないと思ったがそれには理由はあった。
コロナ禍で、百貨