福井安紀のレビュー一覧

  • 職業は専業画家:無所属で全国的に活動している画家が、自立を目指す美術作家・アーティストに伝えたい、実践の記録と活動の方法

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    個人的にもものすごく好きな本。著者のユーモアが伝わる細かい手描きイラストと誠実なお人柄が滲み出た丁寧な文章が読んでいて心地よかったです。

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    2022年08月12日
  • 職業は専業画家:無所属で全国的に活動している画家が、自立を目指す美術作家・アーティストに伝えたい、実践の記録と活動の方法

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    これはとても良い本で、画家に限らずアートで生きたいと願う人には良いアドバイスになる。 画家で生きるには、作品を買ってもらう必要がある。 そのためには、ある程度マーケティングの知識も必要だ。 画廊との付き合い方、客との接し方、自分の作品の価値など、作品を買ってもらうためのノウハウが沢山記載されてあり、イラストや図の説明も分かりやすい。 アートで自立したい人には、一読の価値はあると思う。

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    2021年11月06日
  • 職業は専業画家:無所属で全国的に活動している画家が、自立を目指す美術作家・アーティストに伝えたい、実践の記録と活動の方法

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    個展を中心に絵を販売して生計を立てている著者が、どのようにお客様を得てどのように絵を売っているかを綴った一冊。気になるお金のことも具体的に書かれている。正直いってこの内容をnoteなどの情報商材にすればその情報代は一冊1800円よりもはるかに高いものとなっただろうに、そうはしなかったのは、専業で絵を描ける人が増えればその分文化も豊かになるだろうという視座を著者が持っているから。私自身はとてもじゃないけど絵を買う財力は持ち合わせていないけれど、画廊を覗いてみたくなった。

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    2025年11月28日
  • 美の共感思考:無名の専業画家が売れっ子的に活動できる地道な実践と考察

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    ネタバレ

    創作活動を続けていくために、作者が徹底して実行している行動力が素晴らしい。
    わたしも含め、最終学歴と現職に関連性がない人は多いと思うが、高校くらいから進路を見据えて、絵の練習をするだけでなく、社会の仕組みを知って独立した時にやっていけるように、筆者はあえて美大に進学し、自分の意志で就職している。学んだ内容が収入に直結している。
    元々、絵の才能はきっとあって、それをご自身で磨き続ける事を怠らず、進路に反対してくるような親族もいなかったのだと思う。絵を学ぶために生きて、実際にそうしている。
    この本は何も、芸術家として専業で生きていく人のみならず、一般の社会人にも大変参考になる教科書のような本だ。

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    2025年08月15日
  • 美の共感思考:無名の専業画家が売れっ子的に活動できる地道な実践と考察

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    「共感してもらうために自分を発信しよう」というコアメッセージを掲げつつ、職業画家として活動するにあたり有用そうな事柄がとても網羅的に書かれている本。割とパラパラ読める。
    駆け出し作家のような人に一番刺さるのかなと思った。

    「いかに作品のクオリティを上げるか?表現の幅を広げるか?」等の技法の部分は皆興味を持ったり学校で教わったりするのではないかと思うが、本書ではそういった技法の話はほぼ無い。
    その代わり、「お客さんとどう対話し、ファンになってもらうか?」や「お金やメンタルの問題とどう向き合うべきか?」など、作家活動においての制作工程以外の課題についてとても網羅的に触れられている。

    そういった

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    2024年10月07日
  • 職業は専業画家:無所属で全国的に活動している画家が、自立を目指す美術作家・アーティストに伝えたい、実践の記録と活動の方法

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    専業画家である著者が自身のノウハウをまとめた本。ちょうど身近に作家活動をしている者がおり、その考えの一端が掴めれば、もしかすると彼への何らかのヒントになるかと思い読んでみた。

    著者は自身のことを以下のように書いている。
     - 美術団体に所属せず、画商に取り扱われることもなく、ほぼ専業主婦の妻と娘の三人が地道ながら生活できる状態を作り出した。
     - 1970年生まれで30歳の時に専業画家になった。
     - 35歳の時に絵の収入で食っていけるようになった。

    一般のイメージに違わず、作家活動のみで生活していくのは簡単なことではないようだ。「地の章」では、30歳で会社を辞めた後のお金のない生活や将来

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    2025年06月05日
  • 美の共感思考:無名の専業画家が売れっ子的に活動できる地道な実践と考察

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    ネタバレ

    1回目:2024/10/8〜10/25

    自分が絵画ではないけれどもアート活動をしているので、参考にしたいと思って読みました。分野が違うので具体的な手法は応用できなそうでしたが、それでも基本的な考え方や姿勢からは刺激をもらいました。

    著者さんは現時点では世間一般からすれば「無名」かもしれませんが、地に足を着け、それと同時にとても大きなビジョンと視野を持ってご自身のアートに向かっていっているのだと伝わってきました。

    余談ですが、ギャラリーストーカーなどの「イヤなお客さん」の対応の部分は、どの分野でもこういう人たちはいるんだなぁと苦笑してしまいました。それと同時に、こういう人たちに出会うという

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    2025年01月19日
  • 職業は専業画家:無所属で全国的に活動している画家が、自立を目指す美術作家・アーティストに伝えたい、実践の記録と活動の方法

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    ネタバレ

    メジャーでないインディーズ的絵描き
    売れっ子地下アイドル
    画商がついていないので量や方向性は自由
    小さくても多面的な活動
    自分の書きたい美を鮮度良く追及する
    美の要素、喜びの要素

    生活費150万円、5万円の作品50作品、6割が利益 売上250万円が最低ライン
    実際の平均価格は8万円 生活費240万円
    年間10回前後の個展を日本各地で

    襖絵プロジェクト
     襖絵1枚 18700円(税込み)

    未来の人の文化力を支える小石の一粒

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    2021年10月14日