やまみちゆかのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
もともとTwitter時代から「やまみち ゆか」の絵を見ていて、この書籍を発売と同時に購入したのは覚えているのだが、この本を読み切った記憶がない。そして時が経つにつれてその存在を忘れて行った。作者のTwitterをフォローしているので自動的に作品を読んでいるものの、本の所在が一向に判らなったまま本日に至った。そして一昨日の本棚整理によりようやく日の目を見ることができた。まあ、この様な状況なってしまった責任は100%私にある訳です。
さて内容は、絵と文章が交互に出る方式で12人の作曲家が紹介される。絵だけ見ればものの10分位で読み終えただろう。だが、ここはしっかり著者の意思を汲んで前から読み始 -
Posted by ブクログ
ネタバレ帯推薦文は、天才ピアニスト角野隼斗。
そもそもクラシックは難解、様式美すぎる、長いと敬遠されがち。でも、作曲家らの等身大の人間模様を知れば、もっと親しみが増します。
こうした書籍は、義務教育の音楽の時間に副読本として活用してほしい。堅苦しく感じるクラシックの垣根が取り払われることでしょう。
例えば、ドビュッシーの女癖の悪さ。あの美しく繊細なメロディを書いた人とは思えない俗物です。
他にも、音楽の父バッハは当時は二流扱いされていた、モーツァルト毒殺犯とされたサリエルは濡れ衣説濃厚、すべてにおいて型破りだったベートーヴェン、ピアノの魔術師リストは引退後は聖職者、スキャンダラスな人生を歩んだワーグナ