登島和弘のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
企業法務のマインドセット本として、「契約書だけを見るな」「背景事情や現場実態を確認せよ」というメッセージは有益に感じた。契約前利用、支払条件変更、仕様変更対応などは、契約書の文言だけでなく、実態確認が重要になる場面だと思う。一方で、法務が案件をかなり前に出て動かすように描かれている点は、会社や組織によってスタンスが分かれるのだろうとも感じた。法務はイシューを発見し、リスクを整理し、確認事項を提示し、契約上の手当てを行う。ただ、事業判断、採算判断、取引先との条件交渉の主体は、あくまで主管部門というのが自分の実務感覚。自分の法務スタンスを整理するきっかけになった。