遠藤航のレビュー一覧
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「夢」のほうから遡ってその実現に必要だと思う「目標」を定める。どんなジャンルでも通じそうな夢への通り道。
そもそも目次の設定でわかりやすかった。かなえたい「夢」があって、そこに至る「目標」(=ブースター)を階段のように一つずつ昇って(積み上げて)いく。
その過程で、自分が変わることもいとわず、かといって自分の過去の否定もしない。いま足りないものは「伸びしろ」でしかない。
このマインドを持ち続けられるかが重要だけど、やりきった先に未来があると信じたい。自分も、できれば自分の子もそうなってほしいので、絶対読まそう。
航さんのW杯の夢は今回は直前で叶わなかった。でもきっと、すごい未来が待ってるとおもう。出版のタイミング、読むタイミング、すべてが泣けた。 -
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「正解」ではなく「最適解」を追求し続ける遠藤航の姿にとても共感できた。
毎回「正解」ばかりを探し求めて結果的に上手く行ったとしても、目標に至る試行錯誤のプロセスで成長できないかもしれない。当たり前の方法と無意識に感じていることを疑ってみたり、自身の行動に対し「それ以外に方法がなかったのか」と振り返り続ける姿勢はビジネスシーンでもとても役立つマインドセットだと思う。
デュエルに注目するようになった「今までにないデータにフォーカスする」こともすごく実践的な考え方。
遠藤航選手のブレない芯の強さは、「正解がない」を起点として、逆算した目標を立て、それに向けた最適解を追求するとともに、「一つずつ目の前のことにフォーカスする」ことで実現しているのだとすごく腹落ちした。 -
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ネタバレまず現役日本代表のキャプテンの言葉で綴られた本を読める幸せを噛み締めながら読み進めた。2022年11月に発売されたこの本は、浦和レッズからベルギーのシントトロイデン、ブンデスリーガのシュツットガルトへ移籍してきた歩みを中心に、幼少期からの遠藤選手が、どんな考えのもとで様々な決断をしてきたのか記されている。
サッカーという不確実なスポーツの中で、正解じゃなくて最適解を求めることの大切さ。正解は分からないからスタートし、正解とされていることを疑い、最適解を探し、見つけることの重要性。25歳での遅い欧州移籍も、フィジカルが足りないと言われる日本人がブンデスリーガでデュエル王になることも、正解を疑わなかったら成し得なかったと語るのが印象的だった。
具体的なエピソードとしては
・相手に強く当たれるようになったのはマウスピースをつけるようになったから
・元投擲選手、元ボブスレー日本代表、116kgで50mを6秒台で走る小林さんとの出会い、一緒にフィジカルを鍛えたこと
・大事な試合で負けてしまうなどネガティブなことはあらかじめ想定して自分がどう感じるか想像することで緊張しない心理状態にしておく
・2018W杯コロンビア戦の直前の本田選手の言葉
などが特に印象に残った。
W杯でドイツ、スペインを倒し、日本代表キャプテンに就任し、2023年夏に再びドイツ、トルコを倒し、2023年の夏にはリバプールに移籍して大活躍している。テブライネを交代に追いやったマンチェスターシティ戦はもちろん、その他の試合でもボールを刈り取り続け、マクアリスターやサラーといったワールドクラスの選手にボールを供給し続ける姿を見ていると目頭が熱くなる。この本の続きにそんな未来があると知っているので、より説得力がある。
ちなみに遠藤選手は小説は読まないらしい。
———紹介(公式より)———
ドイツで伝説と呼ばれ、2年連続「デュエル勝利数1位」、遅い移籍――「不可能」だと思われたことをことごとく覆してきた。
「日本人が屈強なヨーロッパ人に対してフィジカルで勝つことはできない」
「ドイツ語もしゃべれない日本人がキャプテンを務められるのか?」
「海外への移籍は若いうちにしたほうがいい」
そんな常識を次々と覆したのがサッカー日本代表の遠藤航だ。世界でも屈指のフィジカル能力を誇るリーグ・ドイツのブンデスリーガで2年連続「デュエル勝利数1位」(1対1の対決)を記録。アッと驚かせた。キャプテンとしてシュツットガルトでは「LEGENDO」(レジェンドとエンドウを掛けた造語)と呼ばれるキャプテンとなっているが、その移籍はサッカー界では遅い25歳のときだった。
なぜ遠藤航はこれまで不可能だと思ったことを可能にできたのか。正解を作らず「最適解」を探してきたその哲学と、遠藤が選び、決断したことを赤裸々に告白する。 -
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日本代表キャプテンにして、
リバプールへ移籍し、そこでも大活躍中の遠藤選手の本。
この書籍が出たのは、カタールW杯前なので、
当然、リバプール移籍前のことですが、
遠藤選手の自分の頭で考え決断していく様子が
理解できる良い本です。
デュエル王の称号を持つ遠藤選手ですが、
デュエルがなぜ強いのか、その一端が理解できました。
(そもそもサッカー素人にはデュエルの定義が
しっかり理解できていませんが。。)
まず、屈強な外国人選手と競り合う際に
心理的な怖さを取り除くための
自分オリジナルのマウスピースを準備。
その上で、フィジカル強化
(筋肉を付けつつも、スピードも損なわないために、
サッカーは素人ながら元ボブスレー選手を
トレーナーにつける)。
どんな時でもベースとして戦う姿勢・マインドを持つ。
などなど、これまでの常識にとらわれない
チャレンジを数多くされていました。
サッカーやっている人だけでなく、
やっていない人にとっても学びになる本でした。 -
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遠藤選手って、フィジカルやテクニックなどわかりやすい強みを持った選手ではないと思う。
代表戦で初めて見たときは、頑張るけどパッとしない選手という印象だった。
そんな彼も今や名門リバプールで活躍する世界的プレーヤー。中盤守備の要というハッキリした個性もある。
彼のキャリアは控えから始まりレギュラー→キャプテン→さらに上位チームへステップアップする流れが多い。これってサッカー界であまり見ない。才能のある子は若い段階でビッグクラブに買われるし。
失礼だけど、遠藤選手の思考プロセスを実践できれば凡人の自分ももうちょっと仕事とかで成長できるんじゃないか?なんて思った。
最近の代表選手って10 年前と違って、勉強家だなと思う。
遠藤選手は、ボブスレー選手から身体の使い方を教わったり、歯科医師に専用マウスピース作ってもらってるし、別の本だけど三笘選手は陸上選手に走行フォームを教わり、栄養学にも精通している。サッカーだけガムシャラに頑張るわけじゃなくて幅広いことやってる。
それに目標設定がシンプル。欧州チームでプレーするとか、剥がせる選手になるとか、えっそんなこと?って思えるくらい単純明快だ。難しいこと書いても覚えられないし、少なくシンプルなほうが常に意識していられていいのかも。
あとバランスがすごくいいなと思う。朝はのんびりしてそうだし、食事も炭水化物制限などのストイックさは無くて抜くところは抜いてるイメージ。子供の送り迎えもするし。動画みてるとお子さんもめちゃ懐いてて、多分ちゃんとパパやってると思う。
奥さんがサッカーに興味なさそうなのも笑える。家に帰れば、ただのパパになれて切り替えもしやすいんだろうな。
家庭を犠牲にして今のキャリアがあるわけじゃない感じが凄く好感持てた。
資質がないからこだわれる、っていう言葉はハッとさせられた。欧米の選手はトッププレーヤーでも先天的に身体能力がすぐれてるからか、遠藤選手ほどトレーニングのディテールにこだわらないらしい。自分に不利な状況や向いてないなと思うときは、取り組みのディテールを磨き上げるチャンスと考えたら前向きになれそうだ。 -
Posted by ブクログ
W杯、日本代表の皆さん、お疲れ様でした。
毎試合たくさんの感動をありがとうございました。
著書は大会直前に怪我のため代表を辞退した遠藤航が、世界最高峰の舞台で戦う中で辿り着いた考え方や、自分だけの「最適解」を探し続ける姿勢を綴った一冊です。
読んでいて一番印象に残ったのは、世界で活躍する選手でありながら、一度も自分を完成した人間だと思っていないところでした。試合に出られない悔しさや失敗も隠さず、それを冷静に分析し、次にどう生かすかを考え続ける姿勢には素直に引き込まれます。
特に、「才能があるから勝てた」のではなく、自分に足りないものを一つずつ埋め続けた結果として今がある、という考え方には大きく共感しました。派手な成功談ではなく、地味な積み重ねだからこそ現実味があり、自分の仕事や日常にも自然と重ね合わせながら読むことができました。
読み終えた後には、“世界で勝つ人は特別な才能を持った人ではなく、昨日の自分より少しでも成長する方法を考え続けられる人なのかもしれない”と思わせてくれる一冊でした。