セーアン・スヴァイストロプのレビュー一覧

  • チェスナットマン

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    前半は登場人物の名前を把握するのに一苦労。結局、半分から一気読み。序盤から人がバタバタ死んでいき次々と怪しい人が現れ引き込まれた。いい意味で今まで読んだ北欧ミステリとは違うかも。楽しかったので星4。ボリュームあるので英訳だと3週間くらいかかったかもな。

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    2021年08月23日
  • チェスナットマン

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    北欧ミステリーを読んだのはたぶん初めて。感想としては、まあ普通、というところ。
    全体を通して、暗くて寒くてジメジメしていて、いや〜な雰囲気が漂っていたのはイメージどおりで◎。ただ、とにかく地の文の文字数が多すぎて、個人的には少々うんざり。途中から地の文だけ斜め読みしてしまった。
    そしてなにより、犯人の正体が〇〇ってのは正直もう読み飽きてて、わかったときにはガッカリした。動機もありきたり。主人公ふたりもあまり応援できるタイプではないし(特にトゥリーン)、物語をドラマティックにするわけでもない無駄なラブシーンには萎えた。
    読もうか迷っている人がいたら積極的におすすめはしないけど、細かな章立てと次が

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    2024年12月21日
  • チェスナットマン

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    面白い
    短い章で繋がれる、リアルタイムで疾走感のある文体だと思ったら、KILLINGの脚本家だそう。 Netflixでドラマ化もされている。
    ラストが素敵

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    2022年06月25日
  • チェスナットマン

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    犯人は意外な人物でしたが、その素地がうーーん、って感じ。国内作品もこうしたものはありますが、海外作品においては結構、背景や生い立ちが似通ってて、それで頭おかしくなりました的な。ホワイダニットの部分が浅いと感じます。単に合わないんでしょう。謎を解き明かす気持ちより残虐な部分の印象が強く残りました。

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    2022年06月13日
  • チェスナットマン

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    2、3ページずつ場面転換するので、短文に集中するのが苦手なわたしは読み進めるのにやや苦労した。せめて10ページくらいずつにしてほしい。
    そしてもうちょっと人物描写がほしい。
    事件は面白いけれど結末も「そうなんだ」と思うだけで、こみあげてくるどきどきはなかった。刑事さんに何か惹かれる個性があったらな〜。脚の悪いベガが1番興味深い登場人物だった。
    ストーリーや雰囲気は大好きなのでもうすこしシンプルにして映画化されたらぜひ観たい。ドラマだと疲れそう。

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    2022年06月07日
  • チェスナットマン

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    ザッツ北欧ノワール!スタートからハラハラドキドキが続き終始緊迫した雰囲気を楽しめる作品!

    テレビやったらここでCMにいくんやろうな〜っていう感じの場面の連発!でも小説はすぐに続き
    が読めてしまうCM無しのNetflixスタイルやから
    どんどん読み進めてしまった!

    海外作品あるあるなんやろうけど初めの方は読み慣れない名前やから名前の雰囲気似てる人を途中で間違えて読んでしまいぶっ飛んだ内容になってきてあれ?間違えてるみたいなことはあったけど
    世界が頭に馴染んできたらめちゃくちゃ面白くなってきた!

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    2022年01月12日
  • チェスナットマン

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    分厚い割に、さくさくストーリーが進むので、ページめくりが早い。
    何人も殺しているのに、野放しでいたんがすごいわ。

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    2021年11月24日
  • チェスナットマン

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    デンマーク人の名前は本当に覚えられない。
    男か女なのかもわからないので読むのに苦労した。
    犯人は意外性大だが、すこし反則気味じゃないか?

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    2021年11月14日
  • チェスナットマン

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    本編680頁、ガッツリ読ませる北欧発の社会派エンタメ警察ミステリー。著者は本国デンマークで歴代最高視聴率を叩き出したTVドラマの脚本家らしく、構成力は確かにズバ抜けている。その反面、筋運びと犯人はやや定石的で、終盤の展開も尻窄みだが、デビュー作とは思えない卓越した筆力だ。周囲に対して威圧的な主人公トゥリーンは好きになれなかったが、人間味に溢れる相棒ヘスのキャラクターは実に魅力的。安直なロマンスに発展しない小粋な幕引きも実に良い塩梅。事の発端となった<嘘>について作中で言及しないのは消化不良なんですがね…。

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    2021年08月29日