普段私が本を読む時にどれだけストーリーを重要視しているのか、文章の分かりやすさに頼っているのかを痛感した。
とても自由な小説で、久しぶりに読む力を鍛えることができた気がする。
1ミリも理解できなかった。
でもそれで良いんだと思う。
文字通り一生に一度の読書体験。
本来なら沢山調べながら自分なりの結末の解釈をすれば良いのだろうが、なにしろ読んでて楽しいものではないので読む作業をすることしかできなかった。
あまりの疲労感に眩暈がした。
500ページ超えの小説を2週間かかけずに読めたことが私にとって何よりの収穫だったかな。