一般社団法人日本児童文芸家協会のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレこわい話はこちらで最後になります。最後に9つとびきりのこわい話をお教えしましょう。 泣いても笑ってもまさにこれが本当に最後。さあ、そこのトビラを開けてこころゆくまでお楽しみください。
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だれがアケル!?トビラシリーズ最終巻。「トビラをあけたら最後、もう、あともどりできない……」という謳い文句のこのシリーズもこれで終了だと思うとなかなか寂しい。 こちらの巻でお気に入りの話は「マサルのゆうれい修行」、「二十六足のわらじ」。
「マサルのゆうれい修行」はこのシリーズの中で一番笑えてユニークな話。幽霊が怖いことでクラスメイトからいじめられていたマサル。ある日交差点に立っていると、信号無視を -
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Posted by ブクログ
ネタバレ文庫シリーズの2作品目だが、正直、「感動」文庫というよりも「SF」文庫と言った方が相応しいかもしれない。「新しい旅」「突然の雨にご用心」「あの横顔を追いかけて」は近未来の話と、時代逆行だ。「紫の小箱」は最後、母親との和解があれば感動できたかもしれないが、それがなかった。「しゃこしゃこ踊りの約束」「みつあみ」「よっていっきゃんせ」は死別がテーマになっていて、そこから立ち直るというストーリーだが、「しゃこしゃこ踊りの約束」「よっていっきゃんせ」は地方の言葉や風俗がイキイキと描かれている。「あの横顔を追いかけては」少々わかりづらかったが、繊細な文体に静かな風景を感じた。「冒険をはじめる朝」は表現に配
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Posted by ブクログ
ネタバレ今、流行りの「不思議なお店」から始まる短編集。怪談話が中心。やはり子供向けというのがあるから、おどろおどろしさは軽減されている。「雨の日の妹」は妹だと思っていた存在が人ならざるモノで、霊能者(または拝み屋?)だった祖母の作った呪具で助けられたというもの。次の「ダムに沈む村」は立ち退きの迫られた村で育った青年が、最後の最後に子供達と共に帰省したという切ない話。「本に挟まれた約束」「君への警告」は不注意や傲慢さから人ならざるモノに制裁を加えられた。「百物語の夜」「悲鳴橋」は人ならず存在に飲まれてしまう。「にんじん」「悪魔は微笑む」は生きている人間の恐ろしさだ。「ずっとつけててね」は花江は人間の恐ろ
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Posted by ブクログ
ネタバレこわい話を聞きに来たのですか?前回の9話では物足りなかったでしょうか。では、今日もこわい話を9つばかり。さあ、そちらのトビラを開けてください。後悔する暇もないほどの恐怖をあなたに。
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だれがアケル!?トビラシリーズ第3弾。こちらの巻は怖い中にも、幽霊が生者を助けたり、怖い思いをしたおかげでこじれていた関係が修復されたりと前向きな結末を迎えた話がいくつかあった。また、その土地で信じられている異形の存在の話もあったりと様々な怖い話があった。
お気に入りの話は「ヨキコト様」「音」。 「ヨキコト様」はその土地で信じられている独特の存在による怖い話。母親の言いつけを守らないはるかは、いつも -
Posted by ブクログ
ネタバレ一度読んだら忘れられないほどこわい話を9つ教えて差し上げます。幽霊のこわい話、人の心が生み出したこわい話など、この世にはこわい話が山ほどあります。この中に、あなたのお気に召す話がありますように。
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児童書ホラー新シリーズ。だれがアケル!?トビラシリーズ。こちらは全4巻からなる。純粋な怪談話と、人の欲望や感情に絡んだ怖い話で構成されていた。多くは人の心の内にある闇の部分が招き寄せた怖い話だった。 怖いと感じたのは「向こうの子」「おそろし山」。
「向こうの子」はオカルト的な要素はあるのだが、どちらかといえば主人公を取り巻く環境に恐怖を覚えた。自分の太っている体形を気にする郁美は鬱々と