西野明奈のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ほんのりポエムっぽさも混ざったエッセイ。だけど時々作者さん自身の体験ではなさそうな物語も挟まったりしてた気がする(兵役のあたりとか)
韓国の作家さんの本が日本語訳されたもので、翻訳された本を読んでいるといつも「元の言語で読んでみたいなぁ…」なんて思いが浮かんでしまうんだけど、途中からはなぜか、韓国語が日本語訳されたからこそのオリジナリティからくる魅力がある気がしました。
読み手に対して「あなたは美しいよ」「十分うまくやれてるよ」と重ね重ね投げかけてくれる優しさに触れて温かくなる一方で、それだけ繰り返し投げかける必要があるくらい皆疲れたり悩んだり悲しんだりしてるのかな…と思うとなんとも言えなくな