手持ち現金と貯金残金の総額が1万円を切るような生活で、ひとりの自由を満喫して暮らすなんて、自分には無理過ぎて共感できませんでした。
せめてコンスタンスに仕事があればいいけど、それもなくての自由じゃ持ちあぐねます。
羨ましいと思わないわけじゃない。でもそれは月曜日の朝にランドセルを背負って出かける時、炬燵で新聞を読んでいるおじいちゃんを見て感じるような羨ましさ。
うらやましいけどそうなりたいわけじゃないものってあるでしょう?
著者の様な度胸と割り切り(好きなことを仕事にしているのだからそれでいい)がない限り、この生活はムリだと思います。