椿進のレビュー一覧

  • 超加速経済アフリカ―LEAPFROGで変わる未来のビジネス地図

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    アフリカ特化型ファクトフルネスといった趣の一冊。(ファクトフルネスという言葉は本文中でも何度も出現しているため、まさにそこを指向した一冊なのだろう)
    現在のアフリカを切り取り、地域ごとにフォーカスして紹介されるビジネス事情自体も興味深いのだが、80年代や90年代に起きていたことが面白い。

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    2022年11月09日
  • 超加速経済アフリカ―LEAPFROGで変わる未来のビジネス地図

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    アフリカのイメージを覆してくれた良書

    日本には高度成長時代の成功事例がある、一方でここ30年の成長できていないのも事実。
    人口減少がいかに大事な問題かを考えさせられる。
    また、かつてアフリカには日本企業が進出したもののそれを韓国、中国が大きく凌駕し、大きな勢力を作っているのは驚きでもあった。中国のパワー、国家戦略の強さを感じるとともに、日本ももう少し何か出来ないものかとモドカシイ気持ちにもなる。

    せめて、私は、筆者お勧めでもあるナイロビ、サファリリゾートに将来一度は行って、人類の先祖の地でエネルギーをもろうことをしてビジネスを考えてみたい~

    当たり前が当たり前でないからこそ出来ることがあるはず、この言葉は、アフリカに限らず日本にいても当てはまることかと。大事。大事。

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    2022年08月25日
  • 超加速経済アフリカ―LEAPFROGで変わる未来のビジネス地図

    Posted by ブクログ

    オーディブルで拝聴。多くの人に聴いてほしい。
    いろいろ衝撃を受けた。頭の中から脳を広げられた感じ。視野の広さも視座の高さも違うなぁと感心させられた。
    製造業で感じる「後出し有利な感じ」が、世界でも起きているなぁと。一度”できあがる”と、それを破壊して新しくしていくのは難しい。
    アフリカに行ってみたくなるし、ビジネスがしてみたくなる一冊。

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    2022年07月25日
  • 超加速経済アフリカ―LEAPFROGで変わる未来のビジネス地図

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    【感想】
    アフリカには貧困や飢餓が蔓延しているのではないだろうか?大統領が国を私物化し、紛争や民族浄化といった政治的動乱が相次いでいるのではないだろうか?国土のほとんどは砂か森で、気温はとても暑く、未だに農作物を主要産品として外貨を稼いでいるのではないだろうか?

    本書は、そうしたアフリカへの偏見を「ファクトフルネス」を使って解消していく書である。

    アフリカが急成長する様子は「Leapfrog」と例えられる。蛙飛びのことだ。これは、新興国が先進国の技術を取り入れることで、通常の段階的な進化を一段飛ばしし、一気に最先端に上り詰めるという意味である。
    わかりやすいのは通信技術だ。中国やアフリカなどでは、電話回線や光ファイバーといった固定回線が整備される前に4G、5G技術が導入されたため、固定電話はないものの、携帯電話普及率は113%もの高さになっている。また銀行口座を開設している人は少ないが、スマホで支払い・送金・出金が可能になるキャリアサービスが登場したため、日本よりもキャッシュレス化が進んでいるという。このような例がアフリカ式「Leapfrog」の特徴であり、他にも電子カルテやドローン技術など、既存インフラによる「型」が定まっていないがゆえ、特定の分野でイノベーションが超加速している。
    その多くは中国のインフラ投資を受けての成長だ。もはや右を向いても左を向いても中国、と言わんばかりに中国製品や中国主導のプロジェクトが進行しているのがアフリカなのだ。

    そして、筆者はこの現象を「日本がすでに通ってきた道」と位置づけ、「日本は自国で起こったことを復習し、アフリカでビジネスをもっと推し進めていくべきだ」と述べている。
    その理由がとても面白い。なぜなら、アジアでもアフリカでも、世界のどの国であっても、一人当たりGDPの増大と社会的変化が似たパターンを辿るからだ。

    一人当たりGDPが1,000ドルを超すと、中所得者向けの公団住宅を国が整備し始め、都市のインフラづくりが本格化してくる。ショッピングモールの開業が始まり、地方から若者が続々と都市に流入してくる。これが3,000ドルを超すと、今度は外食産業が発達する。バーガーキングやスタバなどの外国のチェーン店が進出するようになり、交通の便が発達することで大型ショッピングモールがオープンしはじめる。そして1万ドルを超えると、消費文化の多様化が起こる。必需品だけでなく贅沢品やファッションにお金を使い始める。海外旅行ブームが起こるのもこのころからだ。中国人観光客がこぞって日本に来たのは、まさにこの1万ドルラインを超えたからだった(実際には都市の住人のほうが早く1万ドルに達するため、これからは地方の人間が日本にやってくるという)。

    そして、これはまさに日本が通ってきた道に他ならない。日本人は1,000ドル、3,000ドル、1万ドルを超えたときに何が起き、何を欲していたかを経験している。ここに日本の「チャンス」があるというわけだ。

    ――どの国でも3,000ドル、都市で1万ドルまでは行ける。そして一足先に3,000ドル、1万ドル、2万ドルをこの50年で体験してきた日本人は、実は、どのタイミングで何が起きるかを、よくわかっているはずなのです。ファッション雑誌を出すのであれば、どのタイミングなのか。1万ドルなら、どんなものが必要とされるのか。そうした経験やノウハウを、もっと活かすべきです。
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    とかくアフリカは未だ貧乏であり、汚職が酷いと思われがちである。実際に汚職が蔓延している国もあるのだが、昔よりもずっとクリーンになっている。そもそも、国が真っ当に発展すればそれに比例して悪事は少なくなっていくものだ。それに、汚職は政治家や警察組織、資源開発会社といった既得権益者のコミュニティのほうが多い。テック関係の市場は相当に若いため、ゼロからでも十分に立ち上がりやすいとのことだ。
    アフリカの背景やアフリカ全土で進んでいるイノベーションを簡単に紹介する本書。図が多いためイメージが膨らみやすく、内容も専門的になりすぎずにとても分かりやすい。「アフリカへの偏見」を改めるには非常にいい書だと思った。
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    【まとめ】
    1 アフリカ・ファクトフルネス
    ・アフリカの広さは米国の3倍、日本の80倍。
    ・アフリカ全土の中位年齢は19.7歳という若さ。
    ・2050年には25億人の人口になると予想される。
    ・アフリカのおよそ半分ぐらいの人は、電気のない家に住んでいる。しかし、ソーラー充電方式や店頭での都度充電方式のプリペイドケータイ(中国製)が人気であり、携帯電話普及率は113%。
    ・M-PESAというキャリアアプリを使えば、「送金・決済・預金・ローン」という銀行の機能をすべて利用できる。スマホさえあれば銀行いらず。
    ・アフリカの売上高1000億円企業の数は約400社。産業構造は、第二次産業が少なく第三次産業が拡大している。
    ・アフリカでは飢餓より肥満の方が深刻化。
    ・所得水準や水道普及率など、アフリカの多くの地域は、日本の70年代に近い状態にある。
    ・インフラに関しては、一帯一路構想により中国が圧倒的なシェアを持っている。中国の物価水準とアフリカの物価水準は同じぐらいであり、かつ中国企業は納期を守り、現地で量をこなすので技術力もどんどん上がっている。
    ・中国は2017年時点で約30兆円をアフリカに投資している。これは日本の年間の国内インフラ投資規模と同じ規模。
    ・tiktokなどの動画アプリには、配信で商品を紹介し、そこから買ってもらえたらアフィリエイトが得られるという仕組みがある。世界ではこちらが主流になりつつあり、アフリカでもVskitという動画アプリが人気。
    ・格差は依然として大きい。ケニアの大卒の初任給(月給)は350ドルだが、ブルーワーカ―の日給は3~5ドル。


    2 アフリカの医療テック
    ●Flare
    民間の救急車配車プラットフォーム。アフリカではほとんどの国で公的な救急車サービスの仕組みがないため、病院などが所有している救急車をネットワーク化し、配車プラットフォームを構築している。
    ●LifeBank
    血液専門デリバリーサービス。ナイジェリアの都市部で血液デリバリーを展開。アフリカには公的な血液バンクがないため、複数の小規模血液バンクと病院をつなげ、365日24時間、温度管理をしてバイクでデリバリーをしている。
    ●Helium Health
    電子カルテ。ローカルで販売されている薬やローカルの保険会社と患者をマッチングさせ、200を超える医療機関にデータを提供している。


    3 アフリカでの日本企業の存在感
    今、アフリカに進出している日本企業は約500社、拠点は約800ある。日本人の数は約7500人。昔はもっと人がいたが、1980-1990年にかけての資源価格低迷による低成長が続き、日本企業の多くは撤退していた。
    2000年代に入ると中国の資源爆買、インフラ投資により急成長していく。

    現在は再び日本企業の進出が続いている。メインは自動車。中古車天国のアフリカでは日本車の人気が高いからだ。
    日本からはFOB(本船渡し)ベースで20万円以上の車が28万4000台アフリカに送られている(2015年)。20万円以下を入れると40-50万台。スバルの日本での年間新車販売台数が約13万台(2019年)なので、その2〜3倍は販売されていることになる。
    BE FORWARDという日本車のネット直販会社は、年商約500億円規模になっている。


    4 アフリカへの進出パターン
    ①資源や一次産品などの獲得の場として進出する
    ②将来の有望市場として進出する
    ③生産拠点として進出する
    ④新たなビジネスモデルの発掘と実証の場として進出する

    今アフリカで成功しているビジネスは、先進国とアフリカとの「当たり前」の差を認識し、アフリカならではのニーズに気づき、それを商品化・サービス化しているものだ。日本は自身の経済成長の過程から、1960年〜80年代で起きたこと、そして「当たり前」が段階的に変わっていくことを知っている。その仕組みを再度アフリカで作れれば勝機があるだろう。

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    2022年04月21日
  • 超加速経済アフリカ―LEAPFROGで変わる未来のビジネス地図

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     アフリカがとても有望な市場であることがよくわかった。それなのに日本人はほとんど出かけていない。その代わりに中国人と韓国人が大量に進出している。
     日本は少子高齢化だから経済が停滞しているのではない。意欲がないのだ。どんなに有望な市場を目の前にしても、情熱がわかないのだ。

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    2022年04月02日
  • 超加速経済アフリカ―LEAPFROGで変わる未来のビジネス地図

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    アフリカの認識を変えることができた本
    貧しいイメージが強かったが
    日本よりデジタルネイティブだし経済成長の見込みが高い。

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    2022年01月10日
  • 超加速経済アフリカ―LEAPFROGで変わる未来のビジネス地図

    Posted by ブクログ

    我々がほとんど情報を持っていないアフリカのことを分かりやすく説明してくれる。キャッシュレス、バンキング、遠隔医療、電気はなくとも皆スマホは持っている、当たり前だと思っていたものが無い、既得権益や規制で縛られていないので無限の可能性ある、中国に多額の借金、M-PESA、3000ドル、10000ドルラインの経済の変化、しかし彼らは貧しくても不幸せではない、人の幸せはお金では測れない、国が成長するためには政治的リーダーシップ必要等知らないことを理解出来た。ケニアには是非行ってみたい。

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    2022年01月09日
  • 超加速経済アフリカ―LEAPFROGで変わる未来のビジネス地図

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    アフリカ版『FACT FULLNESS』。若干ポジショントークに寄っているところはあると思うが、概ね有益な内容だった。
    特に熱いスタートアップが複数紹介されており、示唆を与えてくれる。

    「近年、先進国のベンチャー界では、研究開発を先進国で行い商用サービスを最初にアフリカでローンチするというモデルが主になっている。アフリカはレガシーが少なく先進のサービスを普及させるのに障害がないからである。」

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    2022年01月07日
  • 超加速経済アフリカ―LEAPFROGで変わる未来のビジネス地図

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    一括りにアフリカ=治安悪い/発展途上国というイメージしていましたが、国毎に特色もあり、また将来有望な市場であることが分かりました。本書ではアフリカ地域で成功したビジネス事例がいくつも紹介されていましたがら、読んでいてなるほどと思ったのは、アフリカは「新たなビジネスモデルの発掘と実証の場」としてビジネスチャンスがあるということ。日本含めた先進国のように規制や既得権益でがんじがらめになっていないため、実証データが多く必要な領域では、大きな可能性を秘めているという視点は非常に新鮮でした。

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    2022年01月03日
  • 超加速経済アフリカ―LEAPFROGで変わる未来のビジネス地図

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    ジンバブエは1mmも出てこない!笑
    それだけこの国経済は衰退している…w

    ただ他のアフリカの国々はちゃんと発展しているんだなぁと確認できた。アフリカを知らない人たちが読んだら結構イメージ変わるんだろうなぁと。

    ルワンダ、ケニア、ナイジェリアあたりを訪れてみたいなあ。

    早く日本は開国して、アフリカ人も含めてちゃんと呼び込まないとまずいよ〜と思っています。
    ジンバブエ人はまあまあ真面目でいい人多いよ〜

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    2023年04月06日
  • 超加速経済アフリカ―LEAPFROGで変わる未来のビジネス地図

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    ・アフリカは電気がないエリアが未だあるが、そんな地域にもスマホが普及している

    ・アフリカで成功している日本企業は2つ
     【カネカ】
      ウィッグ用素材のカネカロン、不燃性
      アフリカの女性はヘアスタイルがアイデンティティの一つ
      美容院で一から作るほど

     【味の素】
      味の素が出汁?のような使われ方をしている。
      5g/pacなど小売が主流

    ・アフリカは中国資本で溢れている(8兆/年)
    ・鉄道、インフラなど大半が中国資本による
    (一帯一路の一環)
    ・資源を抑えること、国連におけるアフリカ票を確保すること、アフリカで港湾を抑えること、経済的(物価レベル)に貿易しやすいことが理由
    ・日本の9割は輸入タコ。アフリカ産(モロッコ、モーリタニア)
    ・これら西岸の大西洋沖がタコ養殖に向いており、
     日本人が養殖を教えて輸入を始めた
    ・養殖船の船外機はヤマハ発動機がトップシェア

    ・西アフリカ(ラゴス)にドバイを作るプロジェクト「エコ・アトランティック」が進んでいる


      

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    2023年03月29日
  • 超加速経済アフリカ―LEAPFROGで変わる未来のビジネス地図

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    タイトル通り、アフリカの経済は現在急成長している。
    現地で法人を持っている著者が語る、あまり日本人が理解していないアフリカのFACTFULNESS。
    ただ、アフリカ経済の急成長の裏には中国の経済支援(金貸し)が動いていて、中国の一帯一路構想の影が垣間見れた。

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    2022年11月03日
  • 超加速経済アフリカ―LEAPFROGで変わる未来のビジネス地図

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    現代アフリカのマクロ情勢を掴むのに最適な本。ピュアに生活レベルの向上、「当たり前」の獲得を目指す国々のエネルギーを感じてみたいと思った。

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    2022年09月19日