ジェイ・リーのレビュー一覧

  • インヒューマンズ

    Posted by ブクログ

    MCUではドラマが派手にコケて、目立たないインヒューマンズ。ぼくも、「インヒューマンズの王様、ブラックボルトは声がでかすぎて話せない」以外のことはよく知らなかったんだけど、これはおもしろかった!

    王位を巡る王宮の陰謀劇を軸に、話は展開していく。ブラックボルトの弟であるマクシマスの策略でロイヤルファミリーが疑心暗鬼になっていくなかで、様々な理由から真意を周りに伝えられず孤立するブラックボルト。「話せない」というブラックボルトの特徴を「王の孤独と責任感」に重ね合わせてキャラクターを深掘りしていくのが斬新だった。こんなの読んだら、ブラックボルトの事が好きになっちゃうな。

    キャラ紹介も丁寧だし、話

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    2018年10月16日
  • インヒューマンズ

    Posted by ブクログ

    宇宙から来たクリー人に遺伝的に改造された人類の子孫、インヒューマンズをメインで描いた作品のうち第2シリーズを邦訳。アイズナー賞を受賞し、ここからインヒューマンズは単独シリーズが続くようになったとのことだが、その評判にたがわぬ面白さであった。
    声を発することができない王、ブラックボルト。もちろん意思疎通は出来るが、その特性を象徴として、王としての責務から話すことのできないことを重ねて、彼の孤独を描く方向に持っていくのは非常に興味ぶかい手法だった。
    ブラックボルト主体なのだけれど、それを描くうえで使うモノローグはたまにしか使わず、主体は周りの反応で描かれてゆく。それはすなわち、読者もブラックボルト

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    2018年07月29日
  • インヒューマンズ

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    派手な戦闘はなく、政治色が強いので、かなり大人向けの作品だったと思う。
    自国が襲われているのに、何もしないブラックボルトにもどかしさを感じるけど、一応最後には納得いく理由だったと思う。
    国を救うために自国民危険に晒したり、そもそも生まれ持った才能(能力)で階級が決まるとか国家というものの不完全さを皮肉った感じも良かった。

    #ドキドキハラハラ #深い #じれったい

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    2025年02月21日