【バイデンは「つながること」に対して飽くなき欲望を持っている】(文中より引用)
政治家としての輝かしいキャリアを築き上げながら、私生活では絶望の淵を覗くような経験も持つバイデン大統領。その人となりを描きながら、バイデン大統領が米国にどのような影響をもたらすかを考察した作品です。著者は、ピューリッツ
...続きを読むァー賞作家のエヴァン・オスノス。訳者は、編集者を務めたこともある矢口誠。
過去のエピソードにも足を運びながら、的確に人物像を描き出していく筆がお見事。また、その人物像から導き出されるバイデン大統領の可能性と限界に関する指摘も唸らされるものがありました。本人へのインタビューも興味深い内容が多く、バイデン大統領を知る上で格好の一冊かと。
たまになんとも言えない深みのある表情を見せるんですよね☆5つ