下城米雪のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ主人公の佐藤愛が、2人の人を救う話。
1人目は、VR+触覚の研究で思うように成果が出ずに苦しむ人の話。結末がわりと救いがなかった。え?その解決の方向でいいの??という感じ。
2人目は、なんでも出来る天才が不確実性を求めてバスケットボールにのめり込むも、怪我して諦めざるを得なくなって、人生そのものも諦めの境地となっている人の話。途中あんまりIT技術関係なかった謎の話を延々と読まされるのがわりと苦痛な感じでしたが、終わりはわりとスッキリした。
あとがきで筆者が言い訳めいたことを書いてましたが、1巻で完結してしまった話を、どうやって2巻につなげるの?ってところで苦心した模様です。
3巻はどうやって話 -
ネタバレ 購入済み
よくも悪くもラノベだった
プログラミング塾にやってくる客のお悩みを解決しながら、解雇された元会社の悪意ある嫌がらせを人脈と「主人公のTSUEEEE技術力」でどうにかしちゃった!という話でした。作者さんのTwitterでの告知が面白そうだったので買いましたが、塾にやってくる相談者がみな若干コミュ障で、また彼らの悩みがありきたりで子供っぽく、更に、主人公が提示する解決法もあまり現実味がないなぁと思ってしまいました(主人公のすごい技術力か、主人公の聖母的慈愛ですべて解決する)。元会社の社長も愚鈍で考えを改めず、軽率に粉飾決済に手を出す割には展開上のどんでん返しの展開もなく、ざまぁ要素等のスッキリする感じはしませんでした。主人