オードリー・キーオンのレビュー一覧

  • 新米フロント係、探偵になる

    Posted by ブクログ

    ★3.8くらい
    ドレスを着た女性の表紙が可愛かったので、ほのぼのとしたコージーミステリかと思ったら、そんなことなかったし、19~20世紀初頭が舞台のクラシックミステリでもなかった。
    20世紀初頭に大富豪が建てたお屋敷をホテルに改装し、その時代をコンセプトにした高級ホテルが舞台の、現代のお話。
    主人公アイヴィーはフロント係のバイトをしている。不安障害を抱え大学も休学中、仕事も長続きしない。母親は失踪しており、父親と二人で暮らす28歳の女性。なかなか重苦しい環境である。実はアイヴィーはホテルを所有していた大富豪の末裔でもあり、彼女は自身のルーツをたどるために、このホテルに勤務している。
    そんな時、宿泊客の一人がアレルギーによって死んでしまう。コックである幼馴染のジョージを助けるために、これは殺人事件ではないかと一人奮闘するが、警察は理解してくれないし、アイヴィー自身も時にはパニックにおちいったりして、上手く立ち回ることができない。
    思い込みも激しく、無鉄砲な彼女がとにかくあぶなかっしい。気が付けば事件は終わっていたという感じ。最後は、ホテルの隠し通路(隠し部屋?)も見つかり、たぶん隠し財産が見つかったと思うのだけれど、すごく気になる終わり方だった。

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    2025年08月04日