バーツラフ・シュミルのレビュー一覧

  • 世界はいつまで食べていけるのか 人類史から読み解く食料問題

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    ビル・ゲイツがオススメしていたから読んでみたけど、『世界の本当の仕組み』の人だったのね。どうりでこんなに面白いわけだ……!

    昆虫食、スーパーフード、培養肉……。将来起きる”食糧不足”に対し、様々な案と技術が必要とされている昨今の実情に対し、ファクトをベースに「それは本当に代替可能だろうか?」と問いかける一冊。いやー、こういう本があるから読書はやめられない……。

    本書の軸はいくつかあるんだけど、『世界の本当の仕組み』で触れられてないところとしては、小さい集団を食べさせることは可能かもしれないが、大きい集団(それが90億)にもなると実現不可能な案が殆どになってしまう、という点かな。
    そんな不確

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    2026年05月05日
  • SIZE 世界の真実は「大きさ」でわかる

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    サイズという切り口で世界を見る。尺度やヒューマンスケールの問題から、生物のサイズとアロメトリー、代謝スケーリング、そしてサイズの統計(&統計のサイズ)の問題まで。中核部分は、ロングセラー、本川達雄『ゾウの時間ネズミの時間』のガリヴァー版(小人国と大人国)と言えようか。
    とくに黄金比についてのページが興味深い。あれやこれや研究例を紹介しながら、最終的にネガティブな結論に落ち着いている。
    著者シュミルはカナダ・マニトバ大学名誉教授。驚くのは、本書も同時発売の『Invention and Innovation』も、80歳の時の出版。Wikipediaを見ると、だいぶ個性的な先生のようだ。

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    2025年05月03日
  • SIZE 世界の真実は「大きさ」でわかる

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    名著「ゾウの時間ネズミの時間: サイズの生物学 (中公新書 1087)」の現代版ですね。特に興味深かったのは代謝スケーリングの章で、サイズと代謝の相関において、必ずしも普遍的な法則はなさそうというところでした。サイズがデザインや機能を規定するという点は、繰り返し強調されており、大いに参考になりました。

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    2025年03月22日
  • SIZE 世界の真実は「大きさ」でわかる

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    大きさ、サイズ。
    身体の大きさ、シンメトリーなどの形状が影響を与えること。
    細胞の数が多い身体の大きい人は癌化する細胞が多い。癌化する細胞の割合が同じだから。

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    2024年08月11日
  • Numbers Don’t Lie 世界のリアルは「数字」でつかめ!

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    中身が濃い著書だった
    いろいろな数字があって意外と読みやすかった。

    一つ一つを覚えるのは難しい
    何かの機会にまた開く方法がいいと思う。

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    2023年12月16日
  • Numbers Don’t Lie 世界のリアルは「数字」でつかめ!

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    重量感が有り分厚い本ですが、非常に読み易くスラスラと読める。1テーマが4から6ページでグラフ表もあるので小まめに読むタイミングを作れる。ジャンルが広く雑学を数字で理解することができ、完読すれば教養がつくと思う。出生率や乳児死亡率そして幸福度など前半部分は特に面白い。オランダ人が牛乳をよく飲むから身長が高くなったと言い切っているところは、もっと合理的に説明が欲しいところ。3枚ガラスのメリットなどは目に鱗だったので機会があれば改築も考えたい。

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    2022年06月12日
  • Numbers Don’t Lie 世界のリアルは「数字」でつかめ!

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    帯にビルゲイツの推薦文があって、「人々がスターウォーズの新作を待ち望むように、私は著者シュルツの新作を待つ。彼は徹底して数字を尊重し、すべてのトピックをデータで例証している。〝博識〟とはまさにシュミルのためにある言葉だ。」というので買ってしまいました。そして、確かに。何でこんなに詳しいんだと思えるほどに次から次に、それも様々な分野の数字を示し、解説する。「博識とは正にシュルツのためにある言葉だ」は本当にアグリー。テーマは「世界の人々」「世界の国々」「食」「環境」「エネルギー」「移動」「機械」。日本に対する記述も多い。改めて、日本はいい国なんだなと思ってしまった。もちろん、幸福度の高い国はほかに

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    2021年12月26日
  • 世界はいつまで食べていけるのか 人類史から読み解く食料問題

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     気候変動下での食糧生産について漠然とした不安があり、この本のタイトルを見たときに、すぐに読み始めた。
     どうして農業が始まったのかというところから始まり、世界の食料消費や農業という産業の世界的に占める割合など、幅広い視点から食料生産に向き合っている本だった。
     特に著者は、食料の安定供給について、食品廃棄物について着目しているようだった。私は、遺伝子組み換えの動植物と培養肉への期待や、気候変動による食糧生産の安定性に不安があった。しかし、著者のそれらについての解説を読んでいくうえで現状を理解することができた。
     たくさんの事実とデータから予測されることを示したうえで、生産の限界を考慮し、効率

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    2026年04月26日
  • 世界はいつまで食べていけるのか 人類史から読み解く食料問題

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    奇をてらった新説ではなく、数値に基づくエビデンスに支えられているからこそ、読み応えがあり地に足のついた話として受け止める事が出来ました。

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    2026年03月08日
  • Numbers Don’t Lie 世界のリアルは「数字」でつかめ!

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    "Numbers Don't Lie"、つまり「数字は嘘つかない」ということで、7つの分野別に各テーマ数ページのコラム形式で具体的数字と科学的根拠を基に「世界の真の姿」を検証する。まあシュミル氏の見識豊かなこと。これほど幅広い分野をこういう切り口で捉えるとこういう事実になるととても刺激的。氏は経営電話を持っていないということで文明の利器と見識との相関性はそれほどないようだ。「世界の人々」の章はやや主観的かつ思想的に思うが、それもご愛嬌か。個人的お気に入りは以下トピック。

    「ギザの大ピラミッドは何人でつくったのか?」
    「食品ロスはグローバルな大問題」
    「牛の惑星」

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    2024年08月12日
  • Numbers Don’t Lie 世界のリアルは「数字」でつかめ!

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    著者はエネルギーの学際的な研究の第一人者。カナダ王立協会フェローで、2010年にはアメリカの『フォーリン・ポリシー』誌により、「世界の思想家トップ100」に選ばれ、2013年にはカナダ勲章を受勲。2015年にはエネルギー研究に対して0PEC研究賞を授与されている。

    幸福度、人口問題、経済成長、食品、エネルギー、環境問題等、今我々を取り巻く課題71を取り上げ、数学を元に彼の思いを著す。
    若干強引な決めつけもあるようにも思えるが、トリビア的な内容も多く、楽しんで読めた。
    地球はある意味人間が支配する惑星だが、平均体重X頭数で言えば、人間に対して倍以上と言う。まさに牛の惑星だ。

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    2023年03月18日
  • Numbers Don’t Lie 世界のリアルは「数字」でつかめ!

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    文字通り、世界のさまざまな事象を数字で分析する一冊。

    翻訳本にありがちな読みにくさがなく、さらっと読めた。

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    2022年06月12日
  • Numbers Don’t Lie 世界のリアルは「数字」でつかめ!

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    作者の知の巨人ぶりには吃驚させられ数字で考えることの大切さがよく分かった。深く広く物事を見て、多角的な視点から数字で考える、事実をはっきりさせる、ハーバーボッシュ法、脱炭素社会、アンモニアの大切さ、ムーアの法則、トランジスタ、変圧器等食からハイテクまでのイノベーション全般にわたって興味深かった。

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    2022年05月05日
  • Numbers Don’t Lie 世界のリアルは「数字」でつかめ!

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    数字を元にした、世界の人、国、食、環境などの雑学。
    石を持ち上げるのに必要なエネルギーと人間の労働エネルギーから、ピラミッドを作るための延べ人数を算出していたが、1日10時間の重労働は働かせすぎに思う。

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    2022年04月25日
  • Numbers Don’t Lie 世界のリアルは「数字」でつかめ!

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    カーボンニュートラルやエネルギーなど、直近の世界の関心ごとについて本を読んでも、数字の規模にピンとこないことが多い。数字について学ぶとともに、現在の世界が抱える問題について楽観的すぎず悲観的すぎず捉える方法としては数字が適するのだと思える本だった。

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    2022年04月16日
  • Numbers Don’t Lie 世界のリアルは「数字」でつかめ!

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    少し前に一世を風靡した「FACTFULNESS」を想起させる本書は、そのタイトルが示すとおり数値に重きを置いている。と言っても、「ほら数字がこういってるんだからこれが真実だ」という乱暴なものではない。むしろ、世の中にある数値というものはいかに恣意性に溢れているかを暴き、多角的に数値を見よと啓蒙しているのが本書だ。
    一方で、帯にあるような「衝撃の事実」を詳らかにするという性質のものではない。そういったものを期待してしまうと肩透かしを食らう可能性がある。むしろ、我々が銀の弾丸をイノベーションに求めフィージビリティの低い投資を行っていることに一石を投じるような主張が通奏低音のように流れている。著者の

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    2021年11月12日
  • Numbers Don’t Lie 世界のリアルは「数字」でつかめ!

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    「ファクトフルネス」的、数字で世界の全体像をつかむことができる一冊(著者はエネルギーの専門家であるバーツラフ・シュミル)。環境・エネルギー・移動・機械~私たちが生活する上で欠かせない食べ物や乗り物、回線、スマホなどありとあらゆるものに対して「数字」と「ファクト」で現状を分析しており、300ページ超のボリュームで読めば世界の「今」を理解できる。難しそうだが1項目4~5ページくらいで、この手の本の中では比較的読みやすいと思う。

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    2021年09月18日
  • Numbers Don’t Lie 世界のリアルは「数字」でつかめ!

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    さまざまな数字で、この世界のリアルを表現しています。希望的観測で、今後のイノベーションする世界を記した書籍も多いですが、この本は、数値によるどちらかというとネガティブな現実や、今後の世界予測を書いています。そして数値がいかに大切を教えてくれます。さまざまなテーマを短い文書で、書いてありとても読みやすかったです。

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    2021年07月21日
  • Numbers Don’t Lie 世界のリアルは「数字」でつかめ!

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    最近よく見かけるタイプの事実をよく理解するべきという啓蒙書。とても読みやすくて面白い。しかし、その割にはあまり残る物がないと感じる。誰にでも「へー」と感じる事実があると思うが、全体として人生を変えるような物でもない。

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    2021年07月03日
  • 世界はいつまで食べていけるのか 人類史から読み解く食料問題

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    誤解を恐れずに言えば、あまり面白くない。その面白くなさは、専門家である科学者が収集したデータをていねいに分析し、妥当な結論として出されたものである。
    よって、読み物として面白いあっと驚くような新説や、レトリックを駆使した表現なども、まったく見られない。
    本書を読むと、動物として進化してきたヒトを冷静に見ていけば、極端なヴィーガンも肉だけ食べていれば良いとみなす言説も、おかしなものだと実感できる。ヒトは数十万年にわたってずっと雑食なのだ。

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    2026年02月04日