バーツラフ・シュミルのレビュー一覧
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中身が濃い著書だった
いろいろな数字があって意外と読みやすかった。
一つ一つを覚えるのは難しい
何かの機会にまた開く方法がいいと思う。Posted by ブクログ -
重量感が有り分厚い本ですが、非常に読み易くスラスラと読める。1テーマが4から6ページでグラフ表もあるので小まめに読むタイミングを作れる。ジャンルが広く雑学を数字で理解することができ、完読すれば教養がつくと思う。出生率や乳児死亡率そして幸福度など前半部分は特に面白い。オランダ人が牛乳をよく飲むから身長...続きを読むPosted by ブクログ
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帯にビルゲイツの推薦文があって、「人々がスターウォーズの新作を待ち望むように、私は著者シュルツの新作を待つ。彼は徹底して数字を尊重し、すべてのトピックをデータで例証している。〝博識〟とはまさにシュミルのためにある言葉だ。」というので買ってしまいました。そして、確かに。何でこんなに詳しいんだと思えるほ...続きを読むPosted by ブクログ
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著者はエネルギーの学際的な研究の第一人者。カナダ王立協会フェローで、2010年にはアメリカの『フォーリン・ポリシー』誌により、「世界の思想家トップ100」に選ばれ、2013年にはカナダ勲章を受勲。2015年にはエネルギー研究に対して0PEC研究賞を授与されている。
幸福度、人口問題、経済成長、食品...続きを読むPosted by ブクログ -
文字通り、世界のさまざまな事象を数字で分析する一冊。
翻訳本にありがちな読みにくさがなく、さらっと読めた。Posted by ブクログ -
作者の知の巨人ぶりには吃驚させられ数字で考えることの大切さがよく分かった。深く広く物事を見て、多角的な視点から数字で考える、事実をはっきりさせる、ハーバーボッシュ法、脱炭素社会、アンモニアの大切さ、ムーアの法則、トランジスタ、変圧器等食からハイテクまでのイノベーション全般にわたって興味深かった。Posted by ブクログ
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数字を元にした、世界の人、国、食、環境などの雑学。
石を持ち上げるのに必要なエネルギーと人間の労働エネルギーから、ピラミッドを作るための延べ人数を算出していたが、1日10時間の重労働は働かせすぎに思う。Posted by ブクログ -
カーボンニュートラルやエネルギーなど、直近の世界の関心ごとについて本を読んでも、数字の規模にピンとこないことが多い。数字について学ぶとともに、現在の世界が抱える問題について楽観的すぎず悲観的すぎず捉える方法としては数字が適するのだと思える本だった。Posted by ブクログ
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少し前に一世を風靡した「FACTFULNESS」を想起させる本書は、そのタイトルが示すとおり数値に重きを置いている。と言っても、「ほら数字がこういってるんだからこれが真実だ」という乱暴なものではない。むしろ、世の中にある数値というものはいかに恣意性に溢れているかを暴き、多角的に数値を見よと啓蒙してい...続きを読むPosted by ブクログ
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「ファクトフルネス」的、数字で世界の全体像をつかむことができる一冊(著者はエネルギーの専門家であるバーツラフ・シュミル)。環境・エネルギー・移動・機械~私たちが生活する上で欠かせない食べ物や乗り物、回線、スマホなどありとあらゆるものに対して「数字」と「ファクト」で現状を分析しており、300ページ超の...続きを読むPosted by ブクログ
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さまざまな数字で、この世界のリアルを表現しています。希望的観測で、今後のイノベーションする世界を記した書籍も多いですが、この本は、数値によるどちらかというとネガティブな現実や、今後の世界予測を書いています。そして数値がいかに大切を教えてくれます。さまざまなテーマを短い文書で、書いてありとても読みやす...続きを読むPosted by ブクログ
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最近よく見かけるタイプの事実をよく理解するべきという啓蒙書。とても読みやすくて面白い。しかし、その割にはあまり残る物がないと感じる。誰にでも「へー」と感じる事実があると思うが、全体として人生を変えるような物でもない。Posted by ブクログ
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factfullness のように数字はウソをつかないので、そこから事実を捉えよう、という内容です。
具体例が多いですPosted by ブクログ -
数字は嘘をつかないかも知れないが、解釈と感想はその人次第だ。この著書は数字は嘘なく載せているが、その解釈の部分で少々エゴが強すぎると感じるものがちらほら。(中国嫌いなんだな…とか伝わってきちゃう)
- 人口減少を食い止める方法は移民の受け入れしかない。
- ワクチンは打ったほうがいい。
- フード...続きを読むPosted by ブクログ -
既に知っている事がまとまった本という印象を持った。今の置かれている世界を知るという観点では、読みやすくて良いと思う。Posted by ブクログ
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数字でつかむと、世間で言われていることと異なる面も見えてくる。文中で紹介されているものの個別のトピックを追うよりも、物事の考察の段取りの参考として。
◯窒素肥料
・世界のアンモニア生産量:1億5000万トン
・世界の植物に必要とさせる窒素の約半分を提供
・主に大気中の窒素、天然ガスからのメタンで製...続きを読むPosted by ブクログ -
知識人大絶賛!!という帯は正直言い過ぎだが
実データを用いた比較説明は為になるし
理解もしやすかった印象。
鶏肉の精肉は1.7倍の穀物が必要
牛は14倍。
精肉効率だと、鶏15%、牛4%
アメリカ、スイスの電気代は
水力発電により世界的にも安価。
Posted by ブクログ -
エネルギー研究の専門家である著者が、身の回りの様々な話題に関する数字を取り上げ、異なる視点や視座から分析することで、表面的に見ただけではわからない真実を明らかにする一冊。
著者は世界経済や環境、社会問題やイノベーションなど多様な話題にまつわる数値データを提示し、それらをどのように見るかによって我々...続きを読むPosted by ブクログ -
厚さと判型にびびったが、とても興味深いテーマ、読みやすく説得力のある文章で引き込まれた。世界の人々・世界の国々・食・環境・エネルギー・移動・機械の7章構成、71のコラムが収録されている。数字を出されるとなんとなく説得力を感じてしまうが、その根拠を辿るとなんの意味もなかったりする。それを見極めるために...続きを読むPosted by ブクログ
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社会の実像とはどんなものなのか、数字を元にその本質に迫ろうという一冊。コロナ禍や環境問題などの影響もあり、科学やデータに基づく方針・戦略・政策決定などが重視されている。この本では、「暮らし」「エネルギー」「食」など、身近なテーマについて、その状況、これまでの変遷などを数字で示してくれ、感情的な解釈や...続きを読むPosted by ブクログ