熊谷賴佳のレビュー一覧

  • 2030―2040年 医療の真実 下町病院長だから見える医療の末路

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    よくテレビで地域の中核病院が成り立たないとよく放映されているけども、その理由がよくわかる。
    収入にあたる診療報酬が必要以上に儲からないように条件が決められている中、固定費にあたる部分が、最近の世の中の人件費の高騰や原料の高騰などで高まっていれば、それは当然利益が出なくなる。その中で、老朽化された設備を、今の医療の実態に合わせて設備投資していくひつようがあるが、利益がないので投資できない。そうすれば患者が減ると言う負のスパイラルになっている理由がよくわかる。

    ただし、見方としては若干偏っていると思われるのでまた別の視点の方がどう思われているのかと言う本を読んでみたい。

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    2025年08月29日
  • 2030―2040年 医療の真実 下町病院長だから見える医療の末路

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    病院経営は、頻繁に改定される法律にリアルタイムで適応できなければすぐに立ち行かなくなるということが分かった。

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    2025年08月04日
  • 2030―2040年 医療の真実 下町病院長だから見える医療の末路

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    現在、日本全国の医療機関は深刻な経営難に直面している。日本医師会は「ある日突然、病院がなくなる」との言葉で、医療経営の危機的状況を発信している。帝国データバンクによると2024年の医療機関の倒産は64件、休廃業・解散は722件となり、それぞれ過去最多を更新した。東京商工リサーチによる介護事業所、2024年度は倒産が179件と前年比36.6%増と過去最多を記録し、1つの介護事業所もない自治体が増え続けている。具合が悪くても病院にかかれない、生活に困っても介護サービスを受けられないといった事態が起きている。
     本書は、東京・大田区で三代にわたり地域医療に携わってきた下町の病院長であり、脳神経外科医

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    2025年07月13日
  • 2030―2040年 医療の真実 下町病院長だから見える医療の末路

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    現在も病院の院長をされている熊谷先生が日本の医療に警鐘を鳴らす一冊。日本はどの病院やクリニックにもフリーアクセスで質の高い医療を受けられるとされているが、その裏では国の思惑と実際の現場に立つ医師とで一致しない考えがある。
    そもそも日本の複雑怪奇な医療制度で、日本の医療がかなり危ない状態になっていることを知っている人がどの程度いるのか。熊谷先生の周りで起きている実例を見ながら、日本医療の問題について考えさせられる。
    それにしても、これは解決難しいぞ…。

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    2025年11月05日
  • 2030―2040年 医療の真実 下町病院長だから見える医療の末路

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    Dr.仲野チョイスから。最近で言うと、気付いたら米が食べられなくなる、みたいなことが現実味を帯びたりしている訳だけど、本書で述べられているのは、その医療版。医療へのフリーアクセスが困難になるという絶望が、水面下で、しかし着実に進行している。後方視的に、どこが分水嶺だったかという検証もなされることになるんだろうけど、もうそれは過ぎているのかもしらん。

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    2025年10月08日
  • 2030―2040年 医療の真実 下町病院長だから見える医療の末路

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    ○本のタイトル『2030-2040年 医療の真実 下町病院長だから見える医療の末路』
    ○著者 熊谷賴佳(くまがいよりよし)
    京浜病院 院長
    ○どんな本?
    高齢者医療の現場が直面する、厳しい現実が描き出され、私たちの未来を守るために今何をすべきかを考えさせられる一冊です。
    すべての人が安心して暮らせる社会の実現を目指すヒントが満載でした!
    具体的には、高齢者医療や介護に関する現状や問題点、日本の医療制度やその崩壊の危険性について考察しています。
    また、著者の経験を基にした医療制度の改善策や、未来への提言も含まれているため、医療従事者や政策に興味がある一般の読者にも向いている内容。


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    2025年08月30日