東京大学未来ビジョン研究センターのレビュー一覧

  • 未来探究2050 東大30人の知性が読み解く世界

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    多数の研究をすこしずつかじることができ、とても楽しい。未来をテーマにしているだけあって、全体的なトーンが明るいので、読んでいて元気が出る。簡単な内容を抽出して、子どもたちにも紹介したい。
    このような本が役立つのは「いま」なので、出版から年数がたつと良さが薄れてしまう。いまのうちに多数の人に読まれてほしいのと同時に、今後もこのような本が多数出版されてほしい。
    また、おすすめの本が多数掲載されていて良いのだが、これはいったい誰にむけたおすすめなのか?幅広い読者を想定しているがゆえに、おすすめの想定向け先がばらばらになっている。専門外の一般人にも読めそうな新書から、専門書と思しきものまで多様。

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    2023年05月10日
  • 未来探究2050 東大30人の知性が読み解く世界

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    多種多様な専門家の話を読めることができ、自分の知らない学問を垣間見れて面白い。
    学祭的という用語が出てきて、どの学問も社会的な課題に取り組む上でそれだけ解決できるものではないということを認識できた。
    自分の仕事を通じて、そういった幅広く学問に関われるように、子どもたちに指導をしていきたい。

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    2023年08月13日
  • 未来探究2050 東大30人の知性が読み解く世界

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    タイトルにひかれて深く考えずに購入しました。第1部は未来学についてや、未来を考えるための姿勢やアプローチが整理されていました。特に印象に残ったのは、未来予想自体が未来の姿を決める原因になってしまうことがあるという指摘です。つまり多くの人が「未来はこうなる」と信じてしまうと、それに向けて行動するわけですから、自己実現的な(self-fulfilling)未来が生み出されてしまう、そこは重々注意すべきだという指摘です。

    第2部では東大教授30人による様々な研究分野の未来像や社会とのかかわりが紹介されていました。このスタイルやボリューム、内容の深浅については賛否両論あるかもしれませんが、私はこうい

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    2023年05月06日
  • 未来探究2050 東大30人の知性が読み解く世界

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    視野を広げさせられました。皆、凄い研究ですが、総じて分離融合、学際が必要というスタンス。どの先生か述べてらっしゃいましたが、理系に比べて人物系は面白くない。自分も本書を読んでそのような印象。でも、そうではなく、理念⇄イノベーション⇄リスクマネージメントの関係で、両端が文系が活躍できる分野なのでは。その一面、理系は両端に丸投げしてはならない、という先生もおられました。その通りだと思います。研究者にはこの3段階を常に考えて欲しい。最後に、文系にはもっとワクワクする面を見せて欲しい。

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    2021年07月31日
  • 未来探究2050 東大30人の知性が読み解く世界

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    第一部は未来を考えるためのフレームワーク、アプローチ手法が書かれていてためになった。futures coneで未来像の種類を6つのPで分類してるやつは分かりやすい。

    第二部は各領域の先端が知れ良いと思う。知りたい領域だけ見るのでも十分。私は興味で読んだので雑学としての知識かなと。

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    2022年03月06日
  • 未来探究2050 東大30人の知性が読み解く世界

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    ネタバレ

    2050がキーワードの時代

    正直、分野が狭すぎで、物足りなかった。
    1人割り当ての頁が少ないことが、写真・図など今の時代多用しない言葉の説明では十分な理解が得られない。

    もっと続編を作らないと、「霞が関」状態。
    なんでも詰め込めばいいというのではない。
    東大も先端研究所もあり、正直、全学部全学科教授・助教授。大学院全研究科教授。などそのような専門分野の人にももっと語ってほしい。
    もっと濃密な話も、参考文献も充実させるべきであったとおもう。

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    2022年02月15日
  • 未来探究2050 東大30人の知性が読み解く世界

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今から10年後、30年後、世界はどうなっているだろうか。東京大学の30人の研究者が自身の研究分野の2030年、2050年の姿を予測し、そこから見えてくる未来社会について説く書籍。

    現代社会は、知識により新たな価値を作り出す知識集約型社会の側面が強い。
    従って、未来社会を展望するには、これから産み出される知識について考える必要がある。
    例えば以下のようなもの。

    ・脳神経科学:
    「知覚」や「心」などの脳の本質的な研究は、この30年であまり進んでいない。今後の見通しも懐疑的だ。ただ、脳を操作して活性化させるといった具体的な研究成果は、2050年頃に社会実装されている可能性はある。

    ・リスク研究

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    2022年01月03日
  • 未来探究2050 東大30人の知性が読み解く世界

    Posted by ブクログ

    学問の分野別に未来像を知りたい人におすすめ。

    【概要】
    ●第1部 未来に関連する学問の紹介
    第2部 30人の研究者へのインタビュー(知の軌跡と未来像)
    第3部 東大総長と未来ビジョン研究センター長の対談

    【感想】
    ●文系、理系とも多数の研究分野があるのだなということがわかった。
    ●専門的で基礎知識がないと理解が難しいものから身近なものまで、将来に向けてどのような研究がなされているのか認識することができた。

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    2021年10月10日