田中拓道のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレリベラル
価値の多元性を前提、自分の生き方を自由に選択、目標を自由に追求、を保障のため
国家が一定の再配分を行う政治的思想と立場
アメリカ 自由放任主義から、大きな政府を求める勢力
ヨーロッパ 封建勢力への改革勢力から、社会主義に対抗する小さな政府を求める
ケインズ主義的福祉国家
生産性の政治 階級対立を解消 リベラルコンセンサス 1945~1975年
19世紀 自己調整的市場 実現せず植民地競争、世界大戦
ケインズ 一定の国家介入「マクロ経済政策」
べヴァレッジ ニューリベラリズム 自由市場のための国家の雇用政策、再分配
グローバル化 資本移動の規制撤廃、金融自由化
「新自由主義」 経済的自由を前面 国家は市場を機能させるルールの保証だけ
「価値の多元化」ハイエク
「選択の自由」フリードマン
サッチャーとレーガン
1.マネタリズム 通貨安定のため歳出削減と金融引き締め
2.サプライサイド改革 主要産業民営化、金融ビッグバン
3.福祉削減
トリクルダウンは起こらず格差拡大 社会支出拡大 道徳とナショナリズム
法人税率低下、税収減らず 公的支出増加 2015年の日本 1990年の2倍
「文化的リベラル」 社会運動 社会的文化的自由 国際競争外の中産階級が担い手
「ギグ・エコノミー」 個人事業主 不安定な立場の人の増加
「底辺への競争」産業空洞化を避けるための規制引き下げ競争
『ワークフェア競争国家』【市場中心/保守】
ガバメントからガバナンス
1.国際競争に打ち勝つ経済社会条件を国家が整備 産学共同
2.福祉はワークフェア 権利より就労義務へ
3.民間アクターと協力
『現代リベラル』【国家中心/リベラル】
事後の分配ではなく事前の投資
1.リベラルな年金改革 縮減と個人化
2.多様な働き方を保障
3.最低所得保障
様々な利益とリスクを抱えた人を結び付け、説得する理念と政策パッケージ
『排外主義ピュリズム』【国家中心/保守】⇔『ワークフェア競争国家』
グローバル化で不安定=文化的保守、+自国優先の福祉
リベラルな政策を行うほどリベラル=中産階級の自分たち の支持が減る
普遍主義的制度 連帯意識高く、選別的になるほど排他主義に
→リベラルの対抗策:
雇用と福祉のワンパッケージでインサイダー/アウトサイダー分裂を防ぐ
日本 リベラル=護憲・平和主義
保守 =改憲・軍事強化
日本のブルジョワジー:自由主義ではなく、政府の庇護で発展
日本型福祉社会
企業の活力/地方農村、中小零細企業保護/男性稼ぎ主
バブル崩壊、グローバル化でくずれる
第二次安倍内閣 「新自由主義」から「ワークフェア競争国家」への転換
三重苦
恒常的財政赤字の拡大:低税率の経済成長
少子高齢化 :仕事と家庭、ケアとの両立
格差の固定化 :女性の就労≒非正規雇用 -
Posted by ブクログ
【書名と著者】
リベラルとは何か 17世紀の自由主義から現代日本まで (中公新書 2621)
【目的】
日本のリベラル≒左翼って社会主義かぶれか中国韓国の代理人みたいな人たちばかりをお見かけする。
リベラルって何だっけがよくわからなくなってきた。
なので、リベラルって何?を求めて手に取った一冊。
【読後感】
まず、日本のリベラル(雑に述べると朝日新聞、など)は左翼やリベラルではなく単に反日利権と腹落ちした。
次にリベラルとは時代を重ね変遷するも、社会や伝統から人を自由にし平等にすることを重んじる価値観。
政策的には低所得者や外国人の優遇を受容できる度合いで分化するそうな。
とはいえ、人を自由に平等にするのにも限界はあり、衝突する自由はどう扱うのか?とも思う。
極論、人に危害を加えたい人の自由と、危険な人と関わりたくない人の自由は両立しない。
なのでリベラル姿勢って、非常に観念的で現実的ではないなと思った。 -
Posted by ブクログ
政治の素人なので、書かれている内容の全てが初めて知ることばかり!とても勉強になりました。
本書を手に取った時点では、リベラルとは護憲・平和主義を指すと思っていたので、リベラルの定義から確認することに。(リベラルとは、「価値の多元性を前提として、すべての個人が自分の生き方を自由に選択でき、人生の目標を自由に追求できる機会を保障するために、国家が一定の再配分を行うべきだと考える政治的思想と立場」を指す、とのこと。)
今の私は、まさにアウトサイダーなので、国家が一定の再配分をしてくれるととてもありがたく思います。日本でもリベラルの考え方がある程度根付くことを期待します。