ポール・ナースのレビュー一覧

  • WHAT IS LIFE?(ホワット・イズ・ライフ?)生命とは何か
    後半が面白かった。前半の細胞、遺伝子、進化、DNAの部分は、わかりやすい言葉で説明してくれるが、なかなか頭に入らない。後半にコロナウイルスも含む現在の問題に対する考え方は納得感のあるものだった。特に生命とは何か?の章は、地球上での生命の始まりについて述べられており、とても壮大な物語だ。翻訳者のあとが...続きを読む
  • WHAT IS LIFE?(ホワット・イズ・ライフ?)生命とは何か
    地球では、無生物から生物への変化が1回だけ起こったか、地球外の宇宙空間の何処かから生命がもたらされた。
    それが進化して現在の地球上の生物になっている。

    宇宙を過去に遡っていくと、ビックバンが起こる直前の1点に行きつくように、
    地球上の全生物を過去に遡ると、1つの最初の生物にたどり着く(らしい)。
    ...続きを読む
  • WHAT IS LIFE?(ホワット・イズ・ライフ?)生命とは何か
    少し難解。理解できない部分も多々ありましたが
    なるほどと思うところもあり。。

    最後の『今日地球上にある生命の始まりはたった一回だけだった』というのが、頭に残りました。
    なるほどと思いました。
  • WHAT IS LIFE?(ホワット・イズ・ライフ?)生命とは何か

    ノーベル受賞者であるポール・ナースの初著書ということで書店で目にして購入しました。
    受賞内容の概要は知っていましたが、本書を通して読むことで生命とは何か?という根源的理由の一部を垣間見ることができます。

    後半は少し専門的ですが、分かりやすく、どこか小説チックな繊細な文が多い印象です。

    この本を...続きを読む
  • WHAT IS LIFE?(ホワット・イズ・ライフ?)生命とは何か
    最初、訳者を勘違いして、『暗号解読』のサイモンシンの訳者だからきっと面白いだろうと思って、訳者後書きを読んで、違和感があって、勘違いに気がついた。あっちは青木薫氏で、こちらは竹内薫氏だったと。竹内薫氏は、NHKの科学系番組のナビゲーターをされてた方でした。後書きで、竹内薫氏は本書を絶賛していたんだけ...続きを読む
  • WHAT IS LIFE?(ホワット・イズ・ライフ?)生命とは何か
    生物を「自然淘汰による進化によって情報が暗号化された高分子の周りに築かれた、自律的で化学的かつ物理学な機械」と定義した上で論じられる生命論

    すなわち唯物論的な視点から生命を物理・化学・情報のもとに再解釈する
  • WHAT IS LIFE?(ホワット・イズ・ライフ?)生命とは何か
    細胞、遺伝子、DNA、自然淘汰など、わかりやすく書かれている。45億年前に地球が誕生し、35億年前に生命が誕生、多細胞が発生したのは6億年前からという壮大な生命の歴史。最後にはこの広い宇宙に地球とは異なる生命体が存在することは確かだろうなと思った。
  • WHAT IS LIFE?(ホワット・イズ・ライフ?)生命とは何か
    著者の経験も踏まえながら、生命科学の面白さと壮大さについての書。
    図が無いため、生命科学に関する知識がある程度ないと読み進めるのが多少難しい印象もある一方、ある程度知ってる人には真新しいこともなく、誰に向けた書か分かりづらい。
    とはいえ、初学者にはすごく勉強になる一冊です。
  • WHAT IS LIFE?(ホワット・イズ・ライフ?)生命とは何か
    昆虫、細菌、癌、はたまた環境まで幅広い見地で生命についてわかりやすく教えてくれた。
    あとは残された私たちがこの星のもとでどうやって共に生きる考え、行動するかにかかっていると思った。
  • WHAT IS LIFE?(ホワット・イズ・ライフ?)生命とは何か
    「生命とは何か」というタイトルから想像していた結末ではなかったですが、むしろ「学問とは何か」という疑問に迫っているように感じました。
    社会人になってなくなってしまった学問って面白いなあ、勉強したいなあという気持ちを取り戻せました。