橋口孝司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【ウイスキーの基礎整理】
■ 世界5大ウイスキー
・スコットランド
・アイルランド
・アメリカ
・カナダ
・日本
■ 原料・製法による分類
・モルトウイスキー:大麦麦芽のみ使用
・グレーンウイスキー:小麦・トウモロコシなど穀物使用
・ブレンデッドウイスキー:モルト+グレーンを調合
※世界流通の9割以上はブレンデッド
■ シングルモルトの定義
・単一蒸留所で製造されたモルトウイスキー
・複数の樽をブレンドして味を均一化
・単一樽は「シングルバレル」
■ 各国の特徴
【スコッチ】
・ピート(泥炭)由来のスモーキーな香り
・森林が少なく燃料としてピートを使用
・スコットランドは北海道と同程度の規模
【アイリッシュ】
・クセが少なく飲みやすい
・ジェムソンが代表的
【アメリカン】
・移民により蒸留技術が伝播
・近年は小規模蒸留所(マイクロディスティラリー)が増加
【カナディアン】
・軽やかでマイルド、万人向け
【ジャパニーズ】
・起源はペリー来航
・1923年、寿屋(現サントリー)が蒸留所設立
・2008年以降ハイボールブーム
■ 製造のポイント
【水】
・プロセスウォーターを使用(天然水+適度なミネラル)
【醸造】
・乳酸菌抑制のため酵母を多く投入
【熟成】
・味の約7割を決定
・透明→琥珀色へ変化
・主にオーク樽を使用(寿命70〜80年)
■ 環境要素
・ピートは湿地(ムーア)で形成
・生成速度:約1000年で15cm
■ 楽しみ方
・味や香りを記録
・水やパンでリセット
・グラスで回し、アルコールを飛ばしてから香りを確認
■ 飲み方
・トワイスアップ:ウイスキー1:水1(香りを知るのに最適)
・水割り:ウイスキー1:水4
■ お祝い向け
・オールドパー 12年
・ラフロイグ 10年
・グレンフィデック 12年
■ プレゼント向け
・ジョニーウォーカー 12年
・ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年
・グレンフィデック ヴィンテージカスク
・シーバスリーガル 18年
・マッカラン 12年
・山崎 12年 -
Posted by ブクログ
ウイスキーの入門書としてよくできているだけでなく、最近の動向にも触れてあって楽しめた。
リキュールとリキュール類(日本のルール)の違い、ハイボールの最適解、海底・海中熟成酒、ペルノリカールの中国蒸留所あたりは本書で初めて知った。
唯一気になったのが、80年代からのウイスキーの値段の変化(価格下落)を「中身が違うから」としていたところ。
ウイスキーの税率の低下(おそらく80年代の4分の1くらいになっている)の影響が大きいような気がするのだけど、だれかきちんと分析してないかな?あと円高かな。80年代前半は250円くらいだった。円安といわれている今よりずっと円の価値が低かった(名目ベース)。
とはいえとはいえ、、、
往時の80年代にはまだまだ及ばないものの、“文化”っぽく盛り上がってきたウイスキー。ウイスキーの全体像をちょっと詳しく知りたいという人には、いまならこの本がオススメ。 -
Posted by ブクログ
お酒はあまり強い方ではありませんが好きです。そしてワイン飲めないのでビールかウィスキーばっかり。
この本を読むきっかけとなったのは、ジャパニーズウィスキーの値段の高騰。自身が子供の頃(バブルの只中)に自宅にあったウィスキーやらブランデーやら、飲める年齢になったものの、希少になっていてとてつもない値段になっていたり、はたまた大量に出回っていたりと、年代によって移り変わる歴史にロマンを感じこの本を手に取りました。
世界各国のウィスキーの特徴や製造工程、歴史などを考察を交えながら丁寧に説明してくれているので、ウィスキー選びは絶対に楽しくなる。また実際に飲んでみないとわからないのが良いところ。産地・経年・保管方法によって姿を変えるってキリがないけど、永遠に楽しめるっていいなぁって思いました。