あらすじ
ジャパニーズウイスキーが世界5大ウイスキーのひとつに数えられる今、
ウイスキーについて知らないのはビジネスパーソンとして恥ずかしい時代。
ビジネスパーソンとして、どのようにウイスキーと付き合い、
愉しめばよいかという視点から、基本的な知識、
買い方、注文の仕方の他、接待の場で使える知識まで学べる1冊。
ウイスキーの歴史、体系と種類、「おいしさ」の秘密、ラベルの読み方。
一流の人なら知っておきたい、プラスαの知識のすべて。
ウイスキーの代表的生産地・ウイスキー分類図収録!
ウイスキーを愉しむ場は、
心を癒す楽しい時間であるとともに、ビジネスチャンスでもあり、
人脈を広げる場でもありました。
ビジネスパーソンとしての強みであり、
いまや身に着けておくべき教養となっています。
―――(はじめに)
■目次
●1 生産国・原料からウイスキーを理解する
●2 おいしいウイスキーを見つけるための「基礎知識」
●3 知っていると教養が深まる「ウイスキーの歴史」
●4 ビジネスエリートとして知っておきたい「お酒の基本」
●5 ビジネスエリートのための「ウイスキーの嗜み方」
●6 「ウイスキービジネス」を読み解く
・教養とは本質を見抜く力をつけること
・世界のウイスキー市場の傾向
・ウイスキービジネスの歴史
・ウイスキーのM&A~世界トップ3グループの変遷~
・ファッションブランドとの融合 LVMHグループ
・世界各地で増えている「小さな蒸留所」
・ウイスキーの価格が高騰してきた理由
・新しい世界のウイスキー
・日本のウイスキー市場
・ジャパニーズウイスキーの課題・税制の問題性
●付録
・知って得するウイスキーの豆知識
・蒸留所の訪ね方
・おすすめのリカーショップ
■著者 橋口孝司(ハシグチタカシ)
株式会社ホスピタリティバンク代表取締役。
ホテルバーテンダーから料飲支配人、新規ホテル開業、運営などを手がけ、26年間ホテルに勤務。
2008年より、株式会社ホスピタリティバンク代表取締役。バー開業コンサルティングなどを手がけ
酒類関係団体の顧問、理事を歴任し、国内外で講演、セミナーを行っている。
2015年からは「橋口孝司燻製料理とお酒の教室」を主催。
『ウイスキー銘酒事典』『ウイスキーの教科書』『カクテル&スピリッツの教科書』(以上、新星出版社)をはじめ、
ウイスキーやスピリッツ、カクテルを中心に酒類に関する執筆・監修は26冊以上。
NPO法人FBO 評議員・公認講師、ビア&スピリッツアドバイザー協会顧問、
スピリッツナビゲーター認定講師などを務めている。
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
2冊連続で、ビジネス教養としてのウイスキーについての本を読んだのだが、より好みに近かった。参考文献も多いのでより知識を深めたい時にもよい。特にウイスキー入門者としては4章以降が楽しめた。
Posted by ブクログ
ウイスキーの入門書としてよくできているだけでなく、最近の動向にも触れてあって楽しめた。
リキュールとリキュール類(日本のルール)の違い、ハイボールの最適解、海底・海中熟成酒、ペルノリカールの中国蒸留所あたりは本書で初めて知った。
唯一気になったのが、80年代からのウイスキーの値段の変化(価格下落)を「中身が違うから」としていたところ。
ウイスキーの税率の低下(おそらく80年代の4分の1くらいになっている)の影響が大きいような気がするのだけど、だれかきちんと分析してないかな?あと円高かな。80年代前半は250円くらいだった。円安といわれている今よりずっと円の価値が低かった(名目ベース)。
とはいえとはいえ、、、
往時の80年代にはまだまだ及ばないものの、“文化”っぽく盛り上がってきたウイスキー。ウイスキーの全体像をちょっと詳しく知りたいという人には、いまならこの本がオススメ。
Posted by ブクログ
過去にウイスキー入門書を何冊か読んだことのある人でも読むべき本です。
10年前程に発行された本とはだいぶ環境が異なり、現在のウイスキーについて新しい知識が入ってきます。
Posted by ブクログ
久々に新刊で買った書籍。
ウィスキーの魅力とは、①アルコール度数を自由に変えられること。②さまざまなバリエーションを愉しめること。③手軽においしく愉しめる安い商品もたくさんあるということ。
究極に美味しいハイボールの作り方
「ウィスキー1」に対して「ソーダ4」の割合で混ぜるのが黄金比率。度数は8%
「ソーダ3」の割合にする事で濃いめのハイボールになる。
インドウィスキーは今後飲み比べできるようにする。
リガーズハセガワ(東京・八重洲)
リキュールショップに行く。
Posted by ブクログ
お酒はあまり強い方ではありませんが好きです。そしてワイン飲めないのでビールかウィスキーばっかり。
この本を読むきっかけとなったのは、ジャパニーズウィスキーの値段の高騰。自身が子供の頃(バブルの只中)に自宅にあったウィスキーやらブランデーやら、飲める年齢になったものの、希少になっていてとてつもない値段になっていたり、はたまた大量に出回っていたりと、年代によって移り変わる歴史にロマンを感じこの本を手に取りました。
世界各国のウィスキーの特徴や製造工程、歴史などを考察を交えながら丁寧に説明してくれているので、ウィスキー選びは絶対に楽しくなる。また実際に飲んでみないとわからないのが良いところ。産地・経年・保管方法によって姿を変えるってキリがないけど、永遠に楽しめるっていいなぁって思いました。
Posted by ブクログ
ウィスキーをより愛しむ事が出来ると思う
樽の内側を焦がすなんてね
あのスモーキーさはそれか
ウィスキーに限らないそうだけど海中熟成とやらがあるらしい
巻末の値段推移のとこも興味深かった