棚木悠太のレビュー一覧

  • どこかで

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    ぐちゃぐちゃで言葉がまとまらない。生きることの苦しさとか、愛することの美しさとか、そういうことを考えた。
    苦しくて苦しくて泣き叫びたい夜があるのは私だけではなくて、何も言わず寄り添ってくれる人がこの世界のどこかには居るのだと思うと救われた。

    大切にしたい本。

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    2021年02月05日
  • どこかで

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    突然襲ってくる不安やさみしさにどうして良いか分からない時、「そんなに深く考えなくて良いんじゃない」「なんとかなるよ」という言葉をかけてくれる人に対して感じていた違和感の正体が少しわかった気がします。

    考えるという行為は、私にとって穴に落ちるようなもので、止めようと思って止められるものではないのに、それを「しなくて良い」と言われる事はその穴の上から私を見下ろされている感覚になってしまう。そうじゃない、自分じゃ止められないからあなたに止めて欲しい。止められなくても、せめて穴の上ではなくて、落ちていく私の隣にいて欲しい。もしくは、穴の底で待っていて欲しい。

    あの時の自分の欲求が何だったのか、彼

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    2021年05月28日
  • どこかで

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    季節の移り変わり
    時間の経過が時に淡々と描かれているのが
    余計に激情を秘めているように感じる文章
    人との出逢いと別れ
    どんな事があっても続いていく日常との対比もまた胸が抉られる

    珈琲を飲みながら静かに読みたい一冊

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    2021年02月07日
  • どこかで

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    文章が柔らかった。
    構成が春夏秋冬ではなく、冬春夏秋冬と巡っているところもステキ。

    "普通の日常も楽しいけど、それだけじゃ窒息してしまうわよ。心の中に余裕があるうちに、くだらないことをたくさんしておきたいじゃない?"
    人生にはやっぱり無駄が大事。無駄のない人生なんて人生じゃないと思う。効率化、合理化が求められる現代だからこそ、人生に無駄を。

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    2021年02月04日
  • どこかで

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    ネタバレ

    心にふっと入ってくる柔らかい文章だった。
    最後の手紙がかなり衝撃的だった。

    失ったことがどれほどの悲しみか、
    ひしひしと感じられた。

    孤独は悪いことではないけれど、1人で居られることは案外大事だと思った。


    人はお互いを完全には理解できなくて、そう考えていたんだと後からおもうことが多い。そして、なぜあの時、理解しようとしなかったのか自分を責める。でも、今からは変えられない。

    相手がどう思っているのか全部わかればいいのにと思うこともあるけどそれはできないので、言葉を丁寧に交わしていくことを大切にしていきたいと思った。あと、全部わかろうとしないで受け止めることも大切だと思った。

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    2021年07月31日
  • どこかで

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    さらさらと抜け落ちて行くような言葉だと思った。これが彼が彼自身のために書いた本なら、私はこの本を必要なときに読み重ねていくうち、私の本になってくれる気がした。

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    2021年06月08日
  • どこかで

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    ちょっと前に読み終わったのに
    もうあんまり覚えてない
    これ書き出したら思い出した

    人によると思うが
    孤独が募る本だった
    つらいこと乗り越えて
    人生進んでくよ!ガンバロウ!
    とは自分はならなかった
    だからといって
    絶望!ツラい!凍える!
    なんてことはなく
    「…孤独!!!」
    ってプルプルするだけなんだけど
    ヒトリポッチをツラいと感じる人には
    お薦めしない
    割りと内容思い出せたから
    星は3つ
    地味な装丁も割りと好み

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    2021年05月05日