エフのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
近い話題だけど、本とは関係ない話をします。書くところがなくて。誰かに刺さればいいな、と願いを込めて。。
植松伸夫さんがめちゃくちゃ好きで、スーファミまでの植松伸夫さんの作曲したものは、アガスティアの葉みたいなめっちゃマニアックなものまで知ってる。
植松さんは、坂口さんに、作曲を頼まれた。それは当時の会社の社運を賭けたRPGだった。
テープに吹き込んで、坂口さんに送ったデモは、最初、ボツになったという。
植松さんは自信があったのと、坂口さんがちゃんと聞いていないのではないかと、曲順を変えて同じ曲をデモテープにして渡した。
そしたらそれが採用された。
そのゲームの名前は、ファイナルファンタジー。
もう一つ、
大御所作曲家は、ゲーマーであることを公言している。
古いファミコンには、バックアップがなく、いわゆるセーブデータがないので、続きをやるにはパスワードが必要だった。パスワードを紙にメモする。
ところが、メモを読み返すと、自分の書いた字がわからない。「は」なのか「し」「よ」なのか。また濁点を書き忘れたり、兄弟に嫌がらせで濁点を書かれたりしたら終わりだ。
大御所は、当時、なんとかそのパスワードの画面をそのまま印刷できないか考え、できるようにしたらしい。いまではスクショを撮れば終わりだが、必死だった。それなら間違うこともない。きっと、ゲーム機本体よりもプリンタの方が高かったに違いない。
その大御所の名は、すぎやまこういち。また、ゲームはドラゴンクエストⅡだった。
ご冥福をお祈りします。
あ、本はすごく面白かったです。最高でした。
ラノベを望んで読んだのは久々だったなぁ。キノの旅以来かもしれない。 -
Posted by ブクログ
ネタバレYouTubeで「Fラン大学就職チャンネル」をよく観るので、そのエフさんの著書ということで手に取りました。
ドラ◯エの世界観を思わせる舞台で、商人の主人公が弟の勇者のために旅に出る物語です。
最初の村で、銅の剣ではなく“ドラゴン殺し”のような強い武器を手に入れることを目標に旅をするという設定が面白く、道中で登場する喋るスライムが最後までとにかく可愛かったです。
スライムは最初、幼児のような二語文で話し、勉強嫌いな存在として描かれていましたが、物語の終盤では「学ぶことが面白い」と感じるまでに成長します。その心境の変化がとても印象的でした。
“教養は人生を面白くする”というメッセージが、まさにこの物語そのものだと感じました。一見無駄に思える雑学も、人とのコミュニケーションの中では決して無駄ではないと共感しました。
旅の途中でもらう店主の返事のひとつひとつがどこか説教くさくて、でもだからこそ心に残り、自分の母親に言われた言葉を思い出しながら読んだ場面もありました。
商人という職業の視点から描かれる物語でもあり、実用的な学びも多く、“タメになるファンタジー”でした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレFラン大学のエフの本。モンスターを倒す勇者、商売を支配するギルドマスター…。彼は旅に出ながら、様々な商品に出会う。宣伝して花を高く売る街、それは貧しくてすがった情弱も悪なのか、自己責任の行き過ぎ、怒りを商売にする、魔物を奴隷化する商人、ただそれはただの解放運動ではなく、取引の材料、その団体の達成の先に何が待っているのか、誰が得をするのか、それに踊らされる人、金貸し屋は悪か、時代を見間違えた商人は、互いに消耗戦の戦争、勤勉してない負け犬を害する人が批判されるべきなのか、傷の舐め合いに時間をかける怠惰たち、そして資本主義社会は成長か、格差か
…様々な現実的なこの社会の実情を皮肉をもってきた作品、我々はこれにどう立ち向かうべきなのか、この問いは永遠に解消されない、人間が感情を持つ限り、ただ感情は人間を人間たらしめるものである -
Posted by ブクログ
面白かった。読み終えた途端に、人に薦めたくなった。RPGやってない人には、わからない世界観かも知れないが。
兄弟で商人に拾われた主人公が、勇者に選ばれた弟のために、強い装備を仕入れたいと思うところから話は始まる。
オランダのチューリップバブルの話あり、プランテーションの農奴の話あり、アヘン戦争と死の商人の話ありと、現実の世界の経済史とリンクしていて、その背景や商人の考えまで、わかりやすく物語の中に組み込まれている。わかる、私にも経済学の原理がわかるぞ!
本屋でレジに持っていったら、『金融義賊』を薦められた。単行本だが、買ってみようと思う。 -
Posted by ブクログ
ドット絵の表紙に興味を持って手にした本。
いかにもゲーム(RPG)好きをターゲットに
した雰囲気ですが、とんだ化けの皮でした。
皮の下にいたのは、現代社会の風刺、暗喩によって世の中の仕組みを明かす経済小説。
「なぜ銅の剣までしか売らないのか」
より強力な装備を売れば、勇者一行の
魔王討伐の成功率は上がるのに…。
そんな疑問を抱く見習い商人マルに対して、
明確な理由は伏せつつ、それはできないと
答える店主。
有耶無耶にされる状況にに辟易したマルは
半ば強引に旅へ出るのですが、道中立ち寄る 街での経験を通じて世界を知る…。という話。
聡い方なら、各章の物語が世の中の何に
焦点を当てているのかに気づくと思います。
日常に馴染んでしまった事柄(世の中の
仕組み)が、RPGの世界観にあてがわれる
ことで、歪さが浮かび上がってきます。
この本を入り口として経済や政治の
知識を一つ一つ身につけていきます。
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Posted by ブクログ
上級国民への憎しみ、嫉妬心、嫌悪。
なんとなく抱いていたこれらの感情の理由をはっきりと言語化してくれてる。
たしかにそうだ。
その通りだ。
何もかもが‘たまたま’揃ってただけの家に生まれただけで、なぜこうも違うのか。
人間は誰しも平等じゃないし、それを受け入れて自分の手の届く範囲でみんな頑張ってるけども、
下の人間が垣根を超えて上に牙を向く。
そのために11年もの短くない時間を上級国民からの信頼構築に費やし、物語後半で一気にお金を巻き上げる。
その姿には「いけーー!」と応援したくなるものがあった。ってか応援してた。
ところどころ、メモとか取ったり、線を引きたくなる教養の部分あった。
けど、後半失速。
もうあとこの薄さしかないけど大丈夫??って思ったら、そのまま終わってしまった。
その後どうなったんだ。
モヤっとする終わり方。