代診医として働くジャーヴィスが、正体不明の男に頼まれて場所も患者の正体もわからないまま往診に赴くと、患者は薬物中毒のようだった。ソーンダイクに相談しようと彼のところに向かうが、彼は遺言状のトラブルで相談を受けていて‥
序盤はギリシア語通訳のようなサスペンス。2つの事件の関連性の解明がなかなか進まなく
...続きを読むて中盤はちょっとイラッとするが、ソーンダイクが推理を展開していく過程はさすがである。
ソーンダイクとジャーヴィスはこの事件以降コンビを組むことになるが、ソーンダイクの勧誘がグイグイくるのが笑えた。