小池和子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ガリア戦記、内乱記を中心にカエサルの出世の階段を説明シた本。民主ローマの官職制度が詳しく説明されていて、具体的である。
ローマらしく、ちゃんとホモネタもある。
ガリア征服にあたって、族名、地名が錯綜する。地図が一応添付されているが、なかな対応がわからず時間をとられた。地図に緯度経度のセクター番号が欲しい。ゲルマニア・スエービー族など、いくつか抜けてたり。無いものを探すのは特に時間がかかる。
しかし、たったの7年とは思えないほど、フランス中を駆け回る。一年で、北イタリアから南フランス北西フランス・イギリス、中央フランス、東フランスと駆け回る年もあり、従軍させられた市民はどう思っただろうか。
ローマのガリア支配も、結局は剣によるもので、強力な工兵をもった野蛮人にすぎず、皆殺しか略奪、捕虜は奴隷。それもカエサルはまだマシな方だという。手弁当で連れ回された市民の心情を考えると、分捕り勝手がなければ、やってられないんだろうなぁ。とも思うが。
防人の辛さ、とは言え、博多の大宰府では分捕りもできない分、なお辛い。
しかし、この本を読んでも、なぜこんなにカエサルに人気があるのかよくわからなかった。どうしてもキンナやスッラのしっぽにしか見えない。