鈴木エイトのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
前作に引き続き,ここで問われたことは,キチンと回答していかなくてはならないことだと感じた.
特に,「信者も被害者」の視点がキチンと表現されていることは出色だと思った.
だからこそ,このカルトに関わった政治家はキッチリと裁かれる必要があるし,とり逃してはいけない.
それと…太田光が思ったよりまともな(ホッとした)視点でこの問題を捉えていたこと,ひろゆきは,やっぱり思考がうっすーいこと.そこが顕になっているのも良いところ(本題とは離れるけど).
インフルエンサーと言われる人たちの意見にも,キチンと判断力を働かせる必要のあることを,図らずも示している. -
Posted by ブクログ
本としてというより、自分の問題意識だけから巨大権力を追求する姿勢がすごい。
ずいぶん怖い目にも遭っていることだろう。
安倍氏が射殺されなければ、無視されて終わった可能性も高い。
自民党議員の「何が問題なのかわからない」と言い切る頭の悪さ、感度の鈍さには愕然とするが、人間の多くは、自分と関係のない所ではこんなものなのだろう。
いまだにこれらの議員を選んでいるのは(選挙制度の歪みも影響しているとはいえ)国民なのだから。
思考の整合性が欠如している点で、この人たちの主張は間違っていると言える。
ロシアやロシアを擁護する国・人も同類だ。
自分の視点からしか物事を見られない。
逆の立場なら平気で違うことを言うだろう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「カルトの子」に衝撃を受け、何度も読んでいる身としては読まずにいられないテーマ。宗教と発達障害の関係については考えたこともなかったけど、人生がうまくいかずに宗教に助けを求めることを思えば、生きづらさを感じやすい人たちがはまってしまうのはなるほどと思う。当事者のインタビューは読みやすかったけど、専門家のところはちょっと読み飛ばすところも。信田さよ子さん、久しぶりに読んだけど、やっぱ分かりやすかった。斎藤環さんとの対談のとこも。こういう本を読むと、あの高校時代のエホバの子を思い出す。今どうしてるんだろうなぁ。エホバの個別訪問が辛い思いをさせて、コミュニティへの帰依を高めるためだという意見にはなるほどーと思った。しかし、こういうのって誰が仕組んでいくんだろうな。金なのか権力なのか性的なものなのか、絶対どこかの少数がうまい汁を吸ってると思うんだよな。
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Posted by ブクログ
ネタバレ宗教者、精神科医、ジャーナリストなどこの問題に向き合っている様々な専門家との対談や取材と2世当事者の声を集めた章が秀逸。
むしろそこだけでも良かったのでは、と思うくらい。
最後の方の章は著者自身の著作や宗教関連の文学や映像作品の紹介と見解が多く、興味を惹かれるものもあったが映像に関してはほとんど見ることのできないものが多いこともありちょっとうるさく感じてしまった。蛇足感がある、と言ったら言い過ぎだろうか。
p253で著者が創価学会について、エホバの証人のように2世問題を唱えてる人や宗教被害を受けたと言っている人が実数からすると多いと思えない、ゆえにエホバが2世問題を生み出しやすい宗教と言えるかも、という趣旨のことを言ってます。2世問題というくくりの中で共通する困難さや生き難さなどもあるでしょうが、宗教の中身によって確かに問題の深刻さや複雑さはかなり違うだろうと思います。
一括りでは解決できないところにどう対処していくかというところにまだまだ全然現状はたどり着いてないと思います。
鈴木エイトさんが懸念するようにこの問題がコンテンツとして消費されてもやもやと終わらされないことを願っています。
斎藤環さんが言うように、宗教をR20にするというのはかなり名案だと思います。私自身も子供のころから親の入信した宗教に結婚後も振り回され(本書に出てくる当事者の方々とは困難さは比較になりませんが)「何故自分に意志で入信したものでない宗教にこれほど神経をすり減らされなければならないのか」とその理不尽さに怒りをずっと抱いていたので、本当にそのような法律ができてくれたらどんなにいいだろうと思いました。
…まぁ現実にはほとんど無理だとは思いますけども。 -
Posted by ブクログ
書店で並んでいるのを見て気になっていたけど、本の雑誌・年間ランキング入賞を見て、やはり読んどかないとってことで。著者も言っているように、本書の内容を出し惜しみせずに各方面に提供してくれたおかげもあって、政治家の汚染ぶりは広く知られるところになった。自分も、新聞やら他の書籍で目にする機会を得、結果、本書から受けたインパクトは、おそらく発売当初のそれより小さいものにはなった。でも本書が示す事実は変えられず、その清算はうやむやなまま。一時、結構盛り上がっていた問題追及も、日々出来する新たな問題に糊塗され、かなり影が薄れがちな気がする。最近では、第何回目の質問状、みたいな話題でしか聞かなくなってしまってるけど、これももはや、手紙のやり取りくらいの意味合いしかないのでは。お得意のうやむや逃げになってしまう可能性を、激しく憂慮。
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Posted by ブクログ
ネタバレ大変意義深い本ではあるのだけど、間違いがあって訴訟などが起こったら困るからなのかとても硬い。もっとエキサイティングなスキャンダルを期待して読み始めたので、あまりに硬くて頭にさっぱり入ってこない。裏では何があるか分からないけど、出てくるお金の金額がほんの数万円などでもしかしたらそんなに悪くないのかもしれないと思うほどだ。政治家に流れたり、政治家が払うお金は大した額でないけど、信者の献金はとんでもない金額だし、選挙で変に自民党が強いのもおかしいと思っていたのでやっぱり解散して欲しい。
岸田総理は統一教会の問題に前向きに取り組む姿勢を見せており、支持率が下がっていても菅元総理などズブズブの人に変わったら逆行してしまう。岸田総理に頑張ってもらいたい。それか、統一教会にかかわりの深い議員とぱっくり分かれて欲しいものだ。
新潟の泉田議員を応援しているので、最後のリストに名前がなくて安心した。 -
Posted by ブクログ
現在絶え間なく旧統一教会にまつわる報道が取り沙汰されている。献金問題、宗教2世の苦悩、そして政治家との癒着である。ここで鈴木エイトが長い年月をかけた渾身の取材で旧統一教会と自民党議員との接点を炙り出していく。それは選挙における票集めの手段としてあまりに軽率な自民党議員の行動を筆者が許さないからであり、弱者を救うべき政治がこれほどまで腐敗していいのかと読者に問いかけてくる。言葉で逃げる、ごまかす、世間を甘くみる為政者は即刻退場を願う。教団信者や元信者の救済、これが優先事項であり、同時にこの反社会的団体との解体を信教の自由の侵害だと論点をずらす小細工に時間を浪費してはならない。私たちはこの問題に正面から向き合うこと、次の選挙では彼らの組織票に寄与しないこと、野党がだらしないという無関心は教団及び与党の術中にはまり込んでしまっていることに気付かねばならない。サタンはどっちだ。