横澤一彦のレビュー一覧

  • つじつまを合わせたがる脳

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    脳は情報が足りなくてももっともらしい理由を作る。視覚、聴覚、皮膚感覚などの感覚を脳で統合してつじつまを合わせている。すべての情報がそろってから判断していては生き抜けなかったのでこのように進化したのではないか。

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    2018年10月19日
  • つじつまを合わせたがる脳

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    2016年の本。文章がかたいので大人向け。子どもなら、高校生以上が適切。扱っている内容は難しくはない。
    子ども向けには錯覚や認知に関する本がいくらかあるのでそちらの方が読みやすい。

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    2024年01月30日
  • つじつまを合わせたがる脳

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    学部生の頃,「統覚」という概念がよく分からなかった。それは自覚的に統覚している経験が(今も)ないからだろう。本著では知覚された情報をいかに統覚しているかを代表的な心理学実験(ラバーハンド錯覚,マガーク効果,腹話術効果,専門家の注意力,形や色の好ましさ)を用いて解説する。百聞は一見にしかず,実際に体験すると驚きに満ちる。その意味では基本的な心理学実験を全て経験しておくことは人間の認知に対する好奇心を刺激する。「つじつまを合わせる」は認知的均衡理論に通じる。意味を作ろうとする人間の原理は頑健だな。

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    2023年05月04日
  • つじつまを合わせたがる脳

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    ラバーハンド錯覚、マガーク効果、見落とし、典型的見え、色嗜好、共感覚。
    うむ、こういうワード好きなんですよね…。こういう心理学的な話はさらっと楽しめてよい。

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    2017年10月06日
  • つじつまを合わせたがる脳

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    認知心理学の専門家による、「つじつま合わせ」という脳の特性についての話。うーん、あまり目新しいものではなかったような…。一番興味があった幽体離脱についての説明がどうにもわかりにくい。何遍読んでも腑に落ちないのは、私の理解力不足のせいなんだろうか。

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    2017年04月04日