辻元清美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
正直言うと、この人のことはあまり好きではなかった。だいぶ前に見た国会答弁でとある政治家を追及していたが、途中までは論理立てて話をしていても最後は感情論に走ってしまっているのを見てがっかりしたことがある。
なので敢えて今回はこの人の本を読んでみようと思った。自分が見た印象はテレビで見た一つの断面でしかないのでは、と。
「反対ばかりで対案のない野党」という見方があるが、本書を読んでいると「権力の暴走を監視する」というのは大切な役割だと思えた。曖昧に済ませようとする権力者の不正を追及する勢力がないというのは恐ろしいことになる。メディアを使って世論を見方につける(これは権力側も同様)ことも必要なことだ。
と、せっかく感心することもあったのに、最後の方はほぼ安倍首相(当時)への感情的な攻撃論調で締め括られており、「やっぱり」で残念な内容だった。不正の追及は大いに結構だが、日本のこの先の展望のようなものはほぼ語られず「減点主義」の政治家にしか映らなかったのが残念。