マールコウサカのレビュー一覧

  • すこやかな服
    ファッションブランドfoufouのデザイナー・マールコウサカ氏の著書。
    著者は無印良品で働いた経験があり、無印良品の源流といえる原研哉さんや田中一光さんの思想から大きな影響を受けているように感じました。私はfoufouのファンではありませんが、無印良品の思想のファンではあるので、本書全体を通して流れ...続きを読む
  • すこやかな服
    foufouのオーナー、マール・コウサカ氏の哲学。
    「健康的な消費」とはまさしくよく言ったもので、現代の大量消費や、ラグジュアリーブランドによく見られる極めて高額な価格設定からの大幅な値引き、そしてそれに対する消費者の消費行動に疑問をもったコウサカ氏が自身のブランドに込める思いを述べたもの。
    今後の...続きを読む
  • すこやかな服
    foufouというブランドが好きで読みました。
    最後まで、宝物を見つける時のようなわくわく感を持ちながら読み終えました。
    アパレルに関しての知識はほぼないので、読んでいて知らないことを知ることの出来る、高揚感がありました。
    日常の延長線上にある服、夢見る日用品という言葉が素敵です。日々色々な選択をし...続きを読む
  • すこやかな服
    foufouのことは好きなモデルさんが好きなブランドで、「健康的な消費のために」というスローガンを掲げていることしか知らなかった。
    セールをしないこと、再販をし続けること、実店舗をもたないこと、押し売りをしないこと。変わらせたくないものを変わらせないままであるために、変わり続けるという姿勢が素晴らし...続きを読む
  • すこやかな服
    読みやすい文章。
    健康的な消費活動。
    健康的なものづくり。
    理想的だなぁと羨ましく思う。
    でもどうせお高いんでしょ?て思ったら、全然そんなことなくてびっくりした。
  • すこやかな服
    大好きな服。
    大好きなブランド。

    それはきっと著者である、マールさんの考え方と人柄が大好きだからだ。

    魔法のように
    マールさんの言葉はすんなりと心に忍び込み、
    まんまと可愛いお洋服だと感じて
    その可愛いお洋服を纏って幸せにくるくる回ってしまう。

    本当に魔法使いのようなデザイナー、マールさんの考...続きを読む
  • すこやかな服
    私は漠然と服が好きで、服を作ってみたいと思い色々バイトしたりインターンに行ったりしました。ですが次第に、自分の好きな”服”は誰かを苦しめる環境問題を生んでいることを学ぶにつれ、悲しくて仕方がありませんでした。何が一番悲しいかというと、それでも服が好きな自分が悲しかったです。自分の思想と本能的な感情が...続きを読む
  • すこやかな服
    foufouの服が好きで、本を手に取った。
    健康的な消費のために。という理念についてだとか、マールさんの現在に至るまでのこととか、今までも各種SNSで聞いたり感じていたことだけれど、本という形でまとめて情報を得れたのは、マールさんの言う「本は重いSNS」という言葉に繋がってくるのかもしれない。
  • すこやかな服
    純粋にファッションを楽しむ。

    縫製は nutte で仲介 原価率50%(一般的には20%)
    ネット販売+全国試着会+ライブ配信
     セールはしない 翌年以降も追加生産し再販売 数字目標を設定しない
     カラーバリエーションはやらない 黒のみが原則
     頑張らなくても続けられることしかできない

    fouf...続きを読む
  • すこやかな服
    foufouというブランドも、マール コウサカという方のことも知らずに読みました。
    大量消費されるアパレル、やたらと高いハイブランド…普段、それらに抱く感情や印象を著者自身も感じてることに共感を覚えました。
    アパレルの裏側を知ることもできる一冊だし、アパレルだけではなくビジネス書としても良い一冊。
    ...続きを読む
  • すこやかな服
    好きなことを一生懸命やる、好きなことを見つけてやり続ける、そういう人は強い。
    服と服に関わる人すべてが不幸せであるような現場に対し、みなが幸せであるように考え、行動できているところも素晴らしい。考えることと行動。

    序盤で作った服が評価されて買ってもらえた。しかし黒字倒産を地で行くように資金繰りに窮...続きを読む
  • すこやかな服
    foufouの社長、マールコウサカさんの書籍。まずプロローグを見て驚いた。本を読んでいないのにプロローグを書くように依頼されているという協力会社のステイトオブマインドの社長、伊藤さん。実店舗はなく、SNSや試着会・ライブ配信を通じてECで販売するという形態をとる。この書籍自体も重いSNSと定義してお...続きを読む
  • すこやかな服
    消費者としての姿勢、宣言

    服だけがファッションだと捉えず
    むしろ服を作るからこそ視野は広く
    高いも安いも、新しいも古いも
    良いも悪いもフラットに見て
    自分の心が豊かになるような消費をして
    自分の「スタイル」を持って楽しむ。

    予期せぬハプニングを享受していく。
    その予期せぬハプニングの中で
    琴線に...続きを読む