水野しずのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本が好き過ぎて、出版文化を絶滅させたくなくて、そんな理由から渾身の想いで紙の本を出す
全部読まなくてもいい、開いた部分から読んでもいい、ジャケ買いでもいい、なんなら読まなくてもいい
そんな謙虚さとは真逆の濃ゆい水野節に引き込まれてしまいました
世の中に蔓延る正論を真っ向から論破する、斜めの視点から繰り出される逆張りの確信犯
頑張ること、自分の意思を持つこと、なりたい自分を描くこと
その全てが、自身を追い詰めるのみであり、そもそもそんなことして「幸せですか?」と
もうファンにならない理由がありません
このテンションが同著の「正直個性論」につながっていくであろうアドレナリンがとてつも -
Posted by ブクログ
ネタバレデビュー歌集の帯が穂村弘さんと枡野浩一さんという、たいへん羨ましい気が(なぜか)する水野しずさんの金言集。
相田みつをさん風の書に、蛭子能収さん風のイラストで、繰り出される金言は、ややブラック、ブラックというか、ブラックに近いグレーですかね。(なんのことやら)
心がまっしろな人じゃないひとなら笑えます。たぶん。
「あなたがここをハワイと思えばハワイ グアムと思えばグアム 練馬と思えば練馬」
「鬼カワイイ♡ 鬼サイドは『カワイイ』でやっておりません」
「『きもちの問題』だからと言うが、きもちの問題が一番どうにもならない」
「事実は言い方が9割」
「『オシャレ』で検索する -
Posted by ブクログ
独自の視点からの切り口、考えがたくさん詰め込まれている一冊。
難解な言い回しもたくさんあって読みにくさもあったのだが、そのわからなさも許容していいような空気感が本書にはあった。
また、読み進める所々でハッとさせられる、無意識のうちに当たり前だと思い込んでいるものにスッと切り込み丁寧にほどいていく感じがあり、自分にまとわりつく余計な価値観が剥がされ肩の荷が降りるようで清々しい。
何を基準とした損得なのか、人間とはそもそもからしてヤバいもの…など、言われてみればそうじゃんと頷かされた。
筆者のユニークな視点、難解な表現、世にはびこる普通や当たり前を疑う価値観が妙にクセになる一冊。
☆3 -
Posted by ブクログ
いきなり「本は全部読まなくてオーケー」から始まったので、安心してパラ読みしてます。
本て意外と文字を自由に配置できるんだな、と多分内容とは関係ないデザインの部分におもしろさを感じました。
隠れミッキー探してる場合じゃないの章
たった一度ディズニーランドに行っただけで、『こんなすごいオーディオアニマトロニクスとかいう技術のすごさは、早く伝えておかないと衰退して消滅されたくない』という焦りが生まれていておもしろかったです(Dオタだから)。
映像ももちろん革新的だし最新の技術なのだけれど、『目の前のオブジェクトが生きているかのように動く』体験は映像では叶わない。大量のモノが動くのでメンテが