あらすじ
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POP思想家水野しず、待望の初論考集にして決定版。
一見難解なのに、驚くほど読みやすい。理解(わかっ)てしまう面白さ。面白くて、胸を打つ。
今の世の中に決定的に足りない得体の知れない余白に鋭く切れ込みを入れ、混濁した現実味を攪拌する一冊。
冷笑系論考に飽き飽きしている全ての人に送る熱笑系論考集!
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感情タグBEST3
Posted by ブクログ
読んでみると、日常の思った事を書き綴るエッセイとは少し違ってました。タイトルに「人間論」と"論”が入っていることがそれを表しています。著者は、生きてきて不自由に感じてきたこと、その原因と対策について自分が考えた論を説明しています。マイ仮説といってもいいでしょう。
読んだ人は、著者の論をどうこうと考えるより、著者のように自分もマイ仮説を立てて生きることが大切だと思います。生きるということはある意味マイ仮説を立てて検証していくことに近い感じです。
こういう生活を続けていくと、あまりストレスの無い暮らしができるようになるかもしれませんね。
Posted by ブクログ
スッと入ってくる文章と、何回読んでも理解できない文章がある…。時間をあけてまた読んだ時に違う発見がありそうな本。これからも何回も読むと思う。
装丁やレイアウトも独特で、文章も独特で、友人からプレゼントでいただいた本だが、新しい世界に出会えた感じがしてうれしい。大事にしたい。
Posted by ブクログ
原宿さんとの対談から興味を持ち読みました、面白かった…人によってささるところ色々なんだろうな。それこそ好きなところ読んでいいよと最初にあるので、すごく気が楽になった。
・矢沢の話笑った
・ソーランは生きていく指針(あるあるそういう場面…ああいうときには心の中でソーラン節なのか)
・繰り返し読みたいのが「本は全部読まなくてOK」「突然の熱海」「あまりにも露骨なソーラン」あたり
Posted by ブクログ
独自の視点からの切り口、考えがたくさん詰め込まれている一冊。
難解な言い回しもたくさんあって読みにくさもあったのだが、そのわからなさも許容していいような空気感が本書にはあった。
また、読み進める所々でハッとさせられる、無意識のうちに当たり前だと思い込んでいるものにスッと切り込み丁寧にほどいていく感じがあり、自分にまとわりつく余計な価値観が剥がされ肩の荷が降りるようで清々しい。
何を基準とした損得なのか、人間とはそもそもからしてヤバいもの…など、言われてみればそうじゃんと頷かされた。
筆者のユニークな視点、難解な表現、世にはびこる普通や当たり前を疑う価値観が妙にクセになる一冊。
☆3.3
Posted by ブクログ
よく分からない部分や、私には難しい表現でちょっとついていけないところもありましたが、面白いと思える部分もあるし、気軽に読める空気感があり良かったです。
Posted by ブクログ
「誰も置いていかないように」とのことだが、ちょこちょこまあまあ難しい。
・文章の書き方の部分は、すごいわかる大事なこと書いてる、と思った
・とにかく人間はヤバいということを肝に銘じたい
・これからも私なりのロハスをやってこう
・マジでやっていくしかないからソーラン
Posted by ブクログ
いきなり「本は全部読まなくてオーケー」から始まったので、安心してパラ読みしてます。
本て意外と文字を自由に配置できるんだな、と多分内容とは関係ないデザインの部分におもしろさを感じました。
隠れミッキー探してる場合じゃないの章
たった一度ディズニーランドに行っただけで、『こんなすごいオーディオアニマトロニクスとかいう技術のすごさは、早く伝えておかないと衰退して消滅されたくない』という焦りが生まれていておもしろかったです(Dオタだから)。
映像ももちろん革新的だし最新の技術なのだけれど、『目の前のオブジェクトが生きているかのように動く』体験は映像では叶わない。大量のモノが動くのでメンテが大変だとも聞いたことがあり、じゃあそんなにすごいならオーディオアニマトロニクスだらけにしよう!というのはおそらく無理があると思うけれど、ウォルトが作った歴史あるアトラクションの技術は、そう簡単に、多分なくならないので心配いらないんじゃないかなぁ。